太田光　日大のアメフト部めぐる対応「ブレてる」　茂木健一郎氏の林理事長フォローに「言い訳通用しない」

　お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光（58）が3日放送のTBS「サンデージャポン」（日曜前9・54）に生出演。日本大学の薬物問題に言及した。 　日大アメリカンフットボール部の寮で覚醒剤を麻薬と誤認し所持したとして、麻薬取締法違反（所持）の罪に問われた北畠成文被告は1日、東京地裁（池田知史裁判官）で開かれた初公判で起訴内容を認めた。被告人質問では大学で対応に当たった沢田康広副学長について「もみ消してもらえると思い、安心した」と発言した。

　学内の会議では「廃部」とする方針が示されていたが、理事会を終え、広報課は「継続審議となりました」と明かした。

　廃部をめぐる大学の対応に、太田は「社会がどう反応したかによって、ブレてる感じがする」「いろんな意見が出る。それにいちいち右往左往しているように見える。林（真理子理事長）さんもそろそろ肝を据えて、自分がやるんだってやっていったほうがいい」とコメント。

　林理事長と親交のある出演者の脳科学者・茂木健一郎氏が「林さんとやりとりしてて感じるのは。林さんは作家で、編集者とか文化人の方とやりとりしたことはあるけど、体育会系のノリは苦手かもしれなくて。そこで苦労されてるんじゃないか」と述べると、太田は「この期に及んでその言い訳は通用しない。理事長になってかなり時間が経っているわけだから」と話した。

　また、先月27日に行った日大の公演での林理事長の様子について問われると、「楽屋にいたら林さんが入ってこられて。その日、ちょうど（林理事長が）パワハラで訴えられるっていう記事が出た日だった。林さんはしきりに恐縮してました。ペコペコしてました」と明かした。