檀れい 10代から「大好きで」憧れていた大スターを告白「周りはアイドルの皆さんの歌とかでしたけど…」

2023年12月03日 16:19

芸能

檀れい 10代から「大好きで」憧れていた大スターを告白「周りはアイドルの皆さんの歌とかでしたけど…」
檀れい Photo By スポニチ
 女優の檀れい(52)が2日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。憧れの歌手について語った。
 檀は「実は昔からテレサ・テンさんが大好きで」と告白した。「アジアの歌姫」と呼ばれたテレサ・テンさんは、日本でも「つぐない」や「時の流れに身をまかせ」などのヒット曲で知られ、日本有線大賞、全日本有線放送大賞の史上初の3年連続W受賞など絶大な人気を誇ったが、1995年に42歳の若さでこの世を去った。

 檀はVTRではテレサ・テンさんの故郷・台湾を訪れた。「10代の時ですよね。周りはやはりアイドルの皆さんの歌とかでしたけど、私はテレサさんの歌声の方が好き」と17歳の頃から好きだったと回顧。テレサ・テンさんの出身小学校を訪れ、卒業アルバムも見せてもらった。

 そこでテレサ・テンさんは当時の親友の漢字1文字を芸名に用いていることを知らされると、「そういうことを考えると、本当になんか優しい、思いやりのある方だったんだなって。ずっと心が優しいと言うか、人を思いやる気持ちがあるっていうか」と感激した。

 「それが全て歌に現われてるっていうか」「多くの方に対してもですし、自分にとっても身近な人に対しても、とっても愛を持って接する、思いやりのある方なんだなっていうのは、より深く感じましたし、だからこそ彼女の歌う歌は温かくて、全てを包み込むような優しい歌を歌うことができるんだな」としみじみと話した。

 その後、花を買ってテレサ・テンさんが眠る記念公園へ。「実際には会えるわけじゃないですけど、うれしいって言うか、ワクワクするって言うか、あっテレサに会えるなって」と話して公園に着くと、「思いはあってもなかなか言葉にはできないですね。気持ちばっかりが先行するというか」と語った。

 「私も役を演じる上で、どんな役でも根底には愛を置いときたいなっていう。なんか祈りのような気持ちで演じてる時もあるし、そういう相手を思いやる気持ちとか、愛を持って人を包み込むような歌も歌えたらいいなって思いましたね」と決意を明かした。

 「ここから全部見守っている感じですよね、皆さんのことを」と檀。スタッフから墓は日本の方角を向いていると知らされると、「そうなんだ。知らなかった。じゃあなんか、日本の皆さんにも届いてますね。うれしいですね。彼女の歌声は忘れたくないな」と涙を流した。

 そうして旅の最後には、テレサ・テンさんの楽曲「月は何でも知っている」を中国語で歌い上げた。

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