富栄ドラム 相撲界から芸能界へ きっかけとなった亡き姉の言葉

2023年12月03日 20:18

芸能

富栄ドラム 相撲界から芸能界へ きっかけとなった亡き姉の言葉
富栄ドラム Photo By スポニチ
 RKB毎日放送のバラエティ特番「人生を変えた言葉」(後3・00)が3日放送され、今年放送されたTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」でブレイクした元大相撲力士で俳優の富栄ドラム(31)が、芸能界へ飛び込むきっかけとなった亡き姉・さやかさんの言葉を紹介した。
 幼少期に自身と4歳年上の姉はともに病弱で何回も入院したというが、頭が良く明るい性格のさやかさんは、「社交的じゃなかった」富栄をいつも笑顔にしてくれる存在だった。

 その後、伊勢ケ浜部屋からスカウトを受け「お姉ちゃんを今度は僕が助ける」という気持ちで相撲界入り。目標だった十両昇進が見えてきた18年に、さやかさんが病で他界(享年30)。「心技体の心が狂っちゃって」と当時の心境を告白した。

 3年後、相撲界を引退。目標を失っても前を向けたのは「龍太郎(富栄の本名)は将来大物になる」「龍太郎だったらできる」というさやかさんの言葉があったからだと明かす。「次は自分が誰かを笑顔にする」という気持ちでユーチューバーに。そして今年、福澤克雄監督の目に留まり、「VIVANT」ドラム役に大抜てきされた。最後に富栄は、天国のさやかさんに「まだまだがんばるで」と決意の言葉を伝えていた。
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