ノンスタ石田　“週休2日”決断のきっかけは…「俺ってこんなに家の中にポストなかったんだ」

　お笑いコンビ「NON　STYLE」石田明（43）が4日、都内でドラマ「育業を、はじめるとき。～大事な時間の過ごし方～」の試写会とトークイベントにゲスト出演した。 　このドラマは吉本興業と東京都が協力し、育児を「休み」ではなく、「大切な仕事」（育業）と考えるマインドを醸成していくために制作された。

　石田はこの日、トレードマークの白を封印し、柿色の派手なジャケットで登場。「育業の色が緑と白で、白を避けるとこうなりました。決して目立とうとしたわけではありません」と説明し、笑いを誘った。

　石田は現在3児を育てるパパで、子育てのために週休2日を心がけている。きっかけはコロナ禍で「3カ月劇場とかのスケジュールが空いて休んだら、『俺ってこんなに家の中にポストなかったんだ』と思った」と振り返った。「何かを言われたわけじゃないけど、過去の（家族）写真とかを見返すと思ったより俺、写っていない」と自粛期間中にあった発見を語った。「職場のポストを守りすぎていて、家庭内のゲストになっていた。レギュラーになれていない」と気づき、家族との時間を増やすようになったという。

　「（会社と相談し）週休2日制を導入し、ミルクボーイの駒場（孝・37）が必死にまねようとしている」と芸人仲間にも影響が出ていることも明かした。そして「うちの妻は猪塚健太にそっくりです」と同じくステージに登壇した猪塚健太（37）を巻き込み、笑いを取ることも忘れなかった。

　世間の父親にアドバイスを求められると自身の経験を交え「経験することが大事。まだ手伝うという感覚の人は経験して欲しい。自分の仕事の比じゃないくらいしんどい」と呼びかけた。

　動画はこどもスマイルムーブメントYouTubeなど各種動画サイトで配信されている。