戦争体験者の黒柳徹子 大空襲で「空真っ赤…夜なのに本読めた」 終戦「うれしいより安心感」

2023年12月04日 14:54

芸能

戦争体験者の黒柳徹子 大空襲で「空真っ赤…夜なのに本読めた」 終戦「うれしいより安心感」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優・黒柳徹子(90)が3日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。小学2年のときに体験した戦争について語った。
 「まず食べ物がなくなる」と言い、当時は母から「15粒の炒った大豆」を渡された。「“これで1日過ごしなさい。家に帰ってきても何もないから、上手に塩梅して食べて生きなさい”って言われた。それで子供が成長するわけない。だから相当、日本は追い詰められていた」。

 「下町の大空襲のときは空が真っ赤になった。夜なのに本が読めた。相当明るいということ」「学校行っている間に家が焼けているんじゃないかとか、親が死んでるんじゃないかとか。心配じゃない日はなかった」とし、終戦を知ったときは「うれしいより安心感があった」という。

 その上で「絶対に嫌だと思いました戦争は」と話した。
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