日大アメフト部廃部問題に現役学生「他人事って感じです。言ってしまうと、どうでもいいが一番多くて」

2023年12月04日 22:24

芸能

日大アメフト部廃部問題に現役学生「他人事って感じです。言ってしまうと、どうでもいいが一番多くて」
鎖で施錠され、看板も白布で覆われた日大アメフト部寮(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 4日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に現役の日大生2人が出演し、アメリカンフットボール部の違法薬物事件についてコメントした。
 8月以降、違法薬物事件で3人の部員が逮捕され、さらに別の部員1人が書類送検された。同大学内の競技スポーツ運営委員会は11月28日に廃部の方針を決定。1日の理事会では廃部についての結論は出ず、この日の会見では継続審議になったと明らかにしていた。

 今回の会見について、出演した同大4年生の浅野凜太朗さんは「言葉を選んで会見しているなという印象が強い。僕個人としては日大生には改善していきたいという思いみたいなものが少しは伝わるような会見だった」とコメントした。

 また、同大2年生の濱田圭吾さんも「僕も林真理子さんの誠意みたいなのはなんとなく感じた会見だった」としながらも「ただ、一般の学生はほとんど会見をやっていることも知らないし、ダイジェストで見ることもない中で、どっちかって言うと廃部議論があって、その廃部議論を撤回というかガス抜きするためのものだったのかなと思います」と私見を述べた。

 「大学生同士でこの話題にならないですか?」と聞かれると、濱田さんは「なりますけど、本当に他人事って感じですね」とした。アメフト部の廃部についての是非についても聞かれると「言ってしまうと、どうでもいいが一番多くて」と正直な気持ちを明かした。

 それでも濱田さん自身がサークル活動をしており「サークルメンバーの中で部室で大麻をやっている人間がいたら速攻取り潰しになるのか、とか。なんとなく部活をやっている側の人間からしたら心配事はあるんですけど。じゃあ一般の学生で言ったら“別に廃部でいいんじゃない”とか。その日大のブランドイメージみたいなのを何となく考えている人間っていうのは割といるかなぐらいです」とした。

 浅野さんは「正直、僕が高校生ぐらいの時からある日大の問題なので。普通のこととは言わずとも、問題が起きても特段騒ぐような事態にはならないので、今回もそこまで学生同士で活発に議論が起きることは少なくとも僕の周りではあまりなかった」と語った。
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