「どうする家康」大坂の陣 千姫の問いに「余は豊臣秀頼」本心は…ネット悲痛「プリンスの宿命」「悲運」

2023年12月05日 11:00

芸能

「どうする家康」大坂の陣 千姫の問いに「余は豊臣秀頼」本心は…ネット悲痛「プリンスの宿命」「悲運」
大河ドラマ「どうする家康」第46話。豊臣秀頼(作間龍斗)の“本音”は…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月3日、第46話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第46話は「大坂の陣」。豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、徳川家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(修理)(玉山鉄二)は両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼び掛け、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針(村雨辰剛)に手配したイギリス製大筒を配備。しかし、徳川の前に出城「真田丸」が立ちはだかる…という展開。

 「方広寺鐘銘事件」(慶長19年、1614年)「大坂冬の陣」(同)が描かれた。

 千姫(原菜乃華)は且元暗殺計画を察知。豊臣秀頼(作間龍斗)は「余は、徳川から天下を取り戻さねばならぬ。それが正しきことなのだ。分かってほしい。案ずるな。そなたのおじじ様や父上が、そなたに手出しできようか。そなたは安全じゃ」と不安を取り除いた。

 千姫は「あなた様は、本当に、戦をしたいのですか?本当のお気持ちですか?」と問い掛ける。秀頼は「余は…豊臣秀頼なのじゃ」とうつむき加減。妻と視線は合わなかった。

 それでも、いよいよ決戦となると「亡き太閤殿下の夢は、唐にも攻め入り、海の果てまでも手に入れることであった。余は、その夢を受け継ぐ。共に夢を見ようぞ!」と豪将たちを鼓舞した。

 秀頼の本心はいかに。SNS上には「プリンスの宿命」「そういう運命だと悟っている秀頼様。つらい」「『余は豊臣秀頼である』という呪いに縛られてしまっているように見えた」「運命の悪戯でこんなことになってしまう。何度見ても切なくなる2人」「そういう運命だから豊臣秀頼としての役割を一生懸命行う他ないという、ある種の真面目さと切なさ。正室と猫と穏やかな時間を過ごす秀頼の表情を見ると、良くも悪くも茶々の教育が行き届いてるし、彼も彼で悲運だったのかな」「秀頼も今までとは別の一面が見えてきて、よかった。あの生まれと立場で、NOと言えるわけがない」「幼き頃より憎き徳川を討ち、天下を取り戻さなければならぬと、茶々からがんじがらめにされて育った秀頼と『人殺しの術など覚えんでよい』と家康に護られる秀忠。2人のプリンスの運命は最初から違っていた」などの声が上がった。

 次回は第47話「乱世の亡霊」(12月10日)が放送される。
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