モデル・リンドウ　クマ撃退スプレー噴射の新幹線に乗っていた「警察官が走ってきて…」「においした」

　モデルでタレントのリンドウ（25）が5日、“黒船特派員”を務めるTOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演し、2日にJR浜松駅に停車中の新幹線の車内でスプレーが噴射された現場に居合わせたことを明かした。 　2日午後7時半ごろ、同駅に停車していた東京行き東海道新幹線の車内でスプレーがまかれ、7歳女児を含む女性5人が体調不良を訴えた。警察によると、乗客が持っていたクマ撃退用のスプレーを、荷物を置く際に誤って噴射した可能性が高いという。

　ニュースが読み上げられ、MCのフリーアナウンサー垣花正から「この新幹線にリンドウ君が乗っていたんですよね？」と振られると、リンドウは「乗ってました。まったく同じ電車に」と、京都から東京に戻る車両だったことを明かした。

　リンドウによると、トラブルが起きたのは12号車で、自分は9号車に乗っていたという。「その（トラブルの）近くの方々が降りて。僕は“ちょっと待っていて”と言われたんですけど、ちょっと降りて見に行きました」。番組では、浜松駅周辺に救急車が止まっている様子や、車両から避難した乗客の様子を映像、さらに駅の改札口に規制線のテープが貼られた状況を写真で紹介。すべてリンドウが自ら撮影したもので、とっさのジャーナリスト魂を発揮していた。

　トラブルが起きて、駅はものものしい雰囲気になったという。「警察官が走ってきて、“スプレーまかれたりしてませんか？”って」。しかし、具体的なトラブルについては説明はなし。「ちょっと離れたところ（の乗客）は座っていたので、爆発物とかそういうものじゃないなと思って、僕も座ってて」。それでも「においとかはしました」と明かした。

　運転再開時刻も分からず、乗客の中にはあきらめて、近くのホテルなどに電話して宿を確保しようとしていた人もいたという。リンドウは「ただ僕は日本のすばらしいところというか、動くと信じていたので、3、4時間くらい待っていたら動き始めて」と、無事に運転再開して帰京したことを明かした。