若狭勝弁護士 自民全派閥パーティー自粛方針に「いつもながらの嵐が過ぎ去るための道具的なアピール」

2023年12月06日 11:29

芸能

 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が6日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券の裏金疑惑について言及した。
 東京地検特捜部は、自民党派閥の政治資金パーティー券問題で、安倍派(清和政策研究会)からキックバックを受け、裏金にしたとされる所属議員の秘書らを任意で事情聴取。派閥からの還流で少なくとも数千万円を受領した所属議員がいたとみられる。

 特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査。

 受領額が多い議員を抽出し、13日の国会閉会後、一斉に聴取する見通しとなっている。

 若狭氏は、今後について「情報によると、特捜部が全国から応援の検事を集めている。応援の検事を全国から集める時って、特捜部は相当の力を入れるという事件だという位置づけなんですよね」と指摘。

 そして、「ですからこの件について相当やると思うんですけれども、その際に大事なのは、今、派閥のパーティーを自粛ということを打ち出していますけれども、それは単に今の国民、マスコミの声の嵐をトーンダウンさせるだけにやっているように僕は聞こえる。自粛とともに徹底して特捜部に解明してもらいたいと、それについて自民党として全面的に協力しますと2本立てで言わないといけない。単に自粛といっただけだと、いつもながらの嵐が過ぎ去るための道具的なアピールにすぎないと聞こえてしまいました」と話した。
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