人気ラーメン「王道家」清水店主がSUSURUに苦言「言われた店はどう思う」ネタでも“潰せる”はNGと

　人気ラーメン店「王道家」店主の清水裕正氏が6日に公式X（旧ツイッター）を更新し、登録者数138万人を超えるラーメン系YouTuber・SUSURU（すする）にある要望をした。 　事の発端は、YouTubeチャンネル「つじ田BOXチャンネル」で3日に配信された動画で、清水氏が「SUSURUと同じ感覚なの?なんかこうピックアップして、それを炎上させるみたいな」と発言したこと。

　これに、SUSURUは「【悲報】SUSURUさん、ガチのやばいクレーマーだと思われてしまう」と該当部分のスクリーンショットを添えて投稿。「こればっかりは清水さんが言っている意味がわからない。僕の感覚を勝手に決めつけないでほしいです」と反論し「僕は他の人やラーメン店を炎上させる目的なんかでSNSやってません。ラーメンが好きで、ラーメン店を応援したいという気持ちはYouTube始めた頃からずっと変わってないです」と思いをつづっていた。

　すると、清水氏はXで「昨日Yahoo!ニュース拝見しました　反論のコメントをあげていましたが　こちらがラーメンが好きで、ラーメン店を応援したい人の動画です」とつづり、SUSURUのYouTubeチャンネルの動画を切り抜いて投稿。動画のSUSURUは「ムカつきました、正直。はい、めっちゃムカついた。久しぶりに言わせてもらうと、俺の動画次第でこの店潰すことだってできるんだぞってことで」と話しており、清水氏は「昔はこんな奴じゃなかった　冗談でもこんな事は言わない」と訴えた。

　これを受けSUSURUは「誤解を招くような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪。「もちろんたかが1人のYouTuberの動画で本当にラーメン店を潰せるなんて微塵も思っておりません。『やばいクレーマーのSUSURU　TV.』というネタがあり、誰にでも通じると思い上がってしまいました」と、ネット上で話題になっていた架空のキャラクターを演じていたことを説明した。

　SUSURUは「ススル側も立場を弁えます」とコメント。一連のやりとりに対し、ネット上では「こんなにラーメンを愛してすすってるのにネタ動画がここまでの勘違いを広めてしまったのは気の毒」「ネットミームを本人が真似した動画を切り抜いて批判するって…品位を疑う」「ネタはネタ、これを真に受けて文句言うのおかしい」などの声が上がっていた。

　その後、清水氏はまたXを更新し「見てる人にとっては面白ろおかしい。ネタなのかもしれないが、影響力が絶対な日本を代表するYouTuberに言われた店はどう思う　視聴者のリップサービスだけではなく　ラーメン店の立場にも立って応援してくれるような人になってくれることを望みます」と投稿していた。