橋田康　いまだに続く誹謗中傷被害に悲痛「今でも届きます。『お前がこんな事さえ言わなければ』と」

　SMILE－UP.（旧ジャニーズ事務所）の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で、被害を告白していたダンサーで俳優の橋田康（38）が6日、自身のX（旧ツイッター）で、いまだに続く誹謗中傷被害に悲痛の声を上げた。 　橋田は同事務所が設けた被害者救済委員会から補償案を提示され、今後合意する可能性があると話している。「少しづつでも変化してくれている事、今までの流れを考えればすごい事だし　嬉しいと思うのは事実です」と心境をつづった。

　一方で「ただ、誹謗中傷に関して少しでも早く何かしら動いてほしい　毎日辛い思いが積み重なります」と訴えた。「きっと僕だけじゃないと思う。時間は経ってはいるけど　そういった被害はあったんです。被害を受けた人がいつまで悪者として扱われなきゃいけないのか...今でも届きます。『お前がこんな事さえ言わなければ』と。被害に遭ったという事実はあって　事務所も認めてくれたとこまできて、救済していくとまで公言してるのに。です」。事務所が事実を認定し、被害者への救済、補償が始まった今でも、自身への被害が収まらないことを打ち明けた。

　その上で「せめて過去に被害に遭った人が『あった』と告白しても、身の安全が守られ、苦しまないでいい状態になってほしいし　それを作れるのはスマイルアップだと思います」と、同じ中傷被害に悩む人たちの思いを代弁。同事務所への願いを記した。