「どうする家康」大坂の陣 義昭&氏真に続き株上昇「心憎い」和睦の名人・信雄まさかの再登場にネット絶賛

2023年12月07日 11:00

芸能

「どうする家康」大坂の陣 義昭&氏真に続き株上昇「心憎い」和睦の名人・信雄まさかの再登場にネット絶賛
大河ドラマ「どうする家康」第46話「大坂の陣」。織田常真(信雄)(浜野謙太)も再登場。千姫(原菜乃華)に「わしの最も得意とする兵法をご存じかな。和睦(わ・ぼ・く)でござる」――(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月3日、第46話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第46話は「大坂の陣」。豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、徳川家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(修理)(玉山鉄二)は両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼び掛け、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針(村雨辰剛)に手配したイギリス製大筒を配備。しかし、徳川軍の前に出城「真田丸」が立ちはだかる…という展開。

 「方広寺鐘銘事件」(慶長19年、1614年)「大坂冬の陣」(同)が描かれた。

 豊臣の下には、かつて大軍を指揮した武将たちが集結。出家し、常真と名乗る織田信雄(浜野謙太)は織田・徳川連合軍の総大将を務めた「小牧・長久手の戦い」(天正12年、1584年)の武勇伝を語る。

 千姫(原菜乃華)は酒席を外し、廊下で涙。信雄は「戦は避けましょう。あなたのおじい様には世話になった。やりとうない。わしの最も得意とする兵法をご存じかな?フフフッ、和睦(わ・ぼ・く)でござる。ヘヘヘヘヘ。大丈夫。わしと片桐で何とかします」と励ました。

 且元暗殺計画を察知した千姫は信雄に「片桐殿は、おそらく明日、大野殿に」と伝え、且元は間一髪、助かった。

 小牧・長久手の際は豊臣秀吉と単独講和を結んでしまった信雄だが、足利義昭(古田新太)今川氏真(溝端淳平)らと同様、晩年の再登場時にはヒール役から様変わり。SNS上には「まさかの信雄グッジョブ(笑)」「まさか信雄に胸キュンする日が来るとは」「こんなにも信雄を頼もしいと思ったことはない」「あんなに腹立たしかった信雄の存在に救われる時が来るとは」「大河はもとより、あらゆる創作で史上最もカッコいい織田常真(信雄)ではあるまいか」などの声が続出。

 「足利義昭も今川氏真も織田信雄も絶望的に戦には向いていないけど、彼らには身分や教養がきちんとあって、その武器をうまく使えば、乱世をそれぞれの方法で生き延びることできるという、ある意味、家康たちとは対照的な役割が魅力的に描かれていて励みにもなる」「一度退場したとみられた人たちが思わぬ形で再登場。心憎い」「足利義昭公、今川氏真さん、織田信雄さんと、今まではダメな後継者として情けなく描かれてきたし、失脚後はほぼ登場しなかったけど、今回は晩年をきちんと描き、しかも評価を上げている。たぶん初めてじゃないかな、こんな歴史ドラマ」などの声が相次ぎ、株を上げた。

 次回は第47話「乱世の亡霊」(12月10日)が放送される。

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