川崎宗則　“かん口令”破ったドジャース・ロバーツ監督は「こういうキャラ」「ポロリでもない」

　元メジャーリーガーで、現在もプロ野球独立リーグのBC栃木でプレーするムネリンこと川崎宗則内野手（42）が7日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月～金曜前8・00)に出演。エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手（29）の去就に言及した。 　大谷の去就をめぐっては、大谷サイドから強い「かん口令」が敷かれている状況で、獲得を目指す各球団とも進捗状況を明かしていない。

　その中で移籍先最有力とされるドジャースのロバーツ監督が5日（日本時間6日）、大谷と面談したことを公表。「翔平と会って話をした。うまく事を運べたと思う」などと発言した。

　この発言が獲得に影響を及ぼすのではという声もある。

　ただ、川崎は「ロバーツ監督らしい。こういうキャラなんです。アメリカでキャラ立ちしてる。こういうことをポロっと言っちゃう」とこれがロバーツ監督のキャラクターだと指摘。その上で「それでも確定じゃないんだなって。ロバーツらしくない。もっと深く言ってほしかった。ポロリでもない」とロバーツ監督にしては発言内容が浅かったことから、ドジャース移籍が確定的ではないとした。

　また、スター選手の移籍情報はウインターミーティング中の楽しみの1つでもあるだけに、今回の「かん口令」を批判する米メディアも複数いる。

　川崎はこの批判について「記者も大変ですよ。（上司から）怒られてますから」と情報がないことから、記事を書く記者も大変と同情しつつも「怒られたのを八つ当たりですよ」と批判はただの八つ当たりとした。