宮根誠司 自民・裏金疑惑に「一般の人たちはお金の流れが分かりませんなんて通用しないんですよ」

2023年12月07日 15:43

芸能

宮根誠司 自民・裏金疑惑に「一般の人たちはお金の流れが分かりませんなんて通用しないんですよ」
宮根誠司アナ Photo By スポニチ
 フリーアナウンサーの宮根誠司(60)が7日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。
 安倍派(清和政策研究会)の所属議員の中には、最近5年間で9000万円超のキックバック(還流)を受け、裏金にしたとされる議員がいることが判明。安倍派全体での裏金は5年間で1億円超とみられる。少なくとも10人以上が還流を受け、複数が1000万円を超えて受領していたが、この議員が突出していた。

 東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで、還流額が多い安倍派所属の議員秘書らを中心に聴取を進めており、還流に関する議員とのやりとりなどを確認する。

 今回の問題について、安倍派の事務総長経験者の松野博一官房長官は「政府の立場としてお答えを差し控えるべきだと認識」、西村康稔経済産業相は「政府の立場としてお答えを差し控えたいというふうに思います」、下村博文元文部科学相は「ノーコメント」、現事務総長の高木毅党国対委員長は「会計に関しては関わっておりませんので、何とも言いようがございません」としている。

 宮根は、歴代の安倍派事務総長の対応について「ずっと昨日から言っているんですけど、民間とか一般の人たちはお金の流れが分かりませんなんて通用しないんですよ」と厳しい口調で話した。そして、「キックバックされて政治団体に返ってきても政治団体に返ってきても記載すれば法的に問題ないし、なおかつ税金がかからないのに、それを両方とも記載していない」と首を傾げ、「臨時国会が13日に閉会しますけれども、事務総長経験者の聴取も視野ってことですから、日テレに報道によると、ひょっとしたら事務総長自身もキックバックをし、キックバックを受けていた可能性もあるっていうことになると、本当にいろんな人が言ってますけど、リクルート事件以来の大変なことになる」と指摘。「もう1つ言われているのが、ノルマ超えちゃったんで、派閥にも言わないで(自分の懐に)入れる人もいるんじゃないかって。これ脱税ですからね」と話していた。
【楽天】オススメアイテム