M－1決勝進出9組決定！　真空ジェシカ、さや香など　過去最多8450組の頂点目指し、24日頂上決戦へ

　漫才日本一を決める「M－1グランプリ2023」の準決勝が7日、都内で行われ、24日に行われる決勝へ進む9組が発表された。 　決勝に進出するのは「ダンビラムーチョ」「カベポスター」「くらげ」「マユリカ」「モグライダー」「令和ロマン」「さや香」「真空ジェシカ」「ヤーレンズ」。

　24日には、決勝に先だって敗者復活戦も開催される。準決勝敗退者21組が3つのブロックに分かれ、4分間の漫才を披露。会場でランダムに選ばれた観客が審査する。各ブロック勝者3組に、芸人審査員が投票する2段階の審査を経て決勝進出コンビが決定。9組に、敗者復活の1組を加えた10組が頂点を争う。

　4カ月かけて行われた予選を経て、準決勝には31組が参加。昨年のファイナリスト「真空ジェシカ」「オズワルド」「さや香」「カベポスター」「ロングコートダディ」を始め、今年がラストイヤーとなる「ななまがり」のほか、「モグライダー」、準決勝初進出を果たした「フースーヤ」「ぎょうぶ」「豪快キャプテン」「バッテリィズ」「エバース」「シシガシラ」「ナイチンゲールダンス」「きしたかの」「鬼としみちゃむ」「華山」「ドーナツ・ピーナツ」「20世紀」「スタミナパン」らが出場した。

　今回の予選には過去最多となる8540組の漫才師がエントリー。準々決勝ではお笑い第7世代代表格のミキをはじめ、東京ホテイソン、インディアンスらファイナル経験コンビが敗退。アインシュタインなどテレビで人気のコンビも敗れ、新興勢力の台頭が目立つ結果となった。

　また、4日には準決勝に進出する最後の1組となるワイルドカードで「ダブルヒガシ」に決まった。準々決勝で敗退した93組の中の1組だったが、11月27日から5日間、TVerで公開された93組のネタ動画のうち面白い一組に投票する「ワイルドカード企画」で得票数1位に輝いた。