長嶋一茂 松野官房長官の裏金1000万円超疑惑に「官房長官は司令塔のようなもの…報道自体が大問題」

2023年12月08日 08:31

芸能

長嶋一茂 松野官房長官の裏金1000万円超疑惑に「官房長官は司令塔のようなもの…報道自体が大問題」
長嶋一茂 Photo By スポニチ
 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が8日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。
 清和政策研究会(安倍派)の事務総長経験者の国会議員側にも販売ノルマを超える売り上げ分が派閥からキックバック(還流)されていたことが判明。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査しており、事務総長経験者も含めた安倍派議員を13日の国会閉会後に事情聴取し、還流について認識を確認するとみられる。

 番組では、安倍派に所属する松野博一官房長官が、直近5年間で派閥から1000万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあると報じられたことを伝えた。

 一茂は「これ5年間でってことなので、時効の問題もあって、さかのぼって5年間ということなんだけど、6年前、7年前もやっていた可能性もあると思う」と指摘。

 そして、「そもそものシステムがパーティーという名の現金集めですから、目標金額というものを設定して、それを超えると余った分をキックバックして各派閥から個人事務所にいって、個人事務所から先が松野氏本人にいってるかどうかというところの部分で不掲載にしちゃえば分からないというシステムはずっと何十年も変わってなくて、この手の話ってずっと出てるじゃないですか」とコメント。

 「そのへんのところにもっとメスを入れられないのかと思う。実際に9党に政党交付金315億円渡っているわけです。これはわれわれの税金。そこ以外のところでの政治活動に充てるという部分であれば、こういうようなことで裏金とかって言わないで、政治家は日本の代表ということもあるし、官房長官は司令塔のようなものですから、その方がこういう報道が出ること自体が大問題だと思います」と自身の見解を話した。
【楽天】オススメアイテム