廣津留すみれさん　松野官房長官の裏金1000万円超疑惑に「連日出てくるのは…誰を信じていいのか」

　ハーバード大と、世界最高峰の音楽大学の1つのジュリアード音楽院を卒業したバイオリニストの廣津留（ひろつる）すみれさん（30）が8日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜前8・00）に出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。 　清和政策研究会（安倍派）の事務総長経験者の国会議員側にも販売ノルマを超える売り上げ分が派閥からキックバック（還流）されていたことが判明。東京地検特捜部は政治資金規正法違反（不記載・虚偽記入）の疑いで捜査しており、事務総長経験者も含めた安倍派議員を13日の国会閉会後に事情聴取し、還流について認識を確認するとみられる。

　番組では、安倍派に所属する松野博一官房長官が、直近5年間で派閥から1000万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあると報じられたことを伝えた。

　廣津留さんは「このような疑惑が出てくると、本当にこれは氷山の一角で、もっともっと出てくるのではという印象を受けてしまう」と言い、「この国の政治を担う人たちの中からこんなにも問題が連日出てくるというのは普通じゃないなと。誰を信じていいのかなというのがあります」と自身の受け止めを話した。