R－1準決＆地方レギュラー番組あったピン芸人、50歳の厳しい現実…「歯医者に行くお金ない」「絶望的」

　吉本興業所属のお笑い芸人・ぴっかり高木（50）が、8日までに自身のブログを更新。現在の状況を赤裸々に記した。 　2007年に「R-1グランプリ」で準決勝に進出し、知名度を高めたぴっかり高木。2011年にはローカルタレントの育成を目指した「あなたの街に住みますプロジェクト」で山梨県担当に選抜され、山梨放送「ててて！TV」にレギュラー出演。2013年には、山梨県から観光大使に任命された経緯がある。

　今年のM-1グランプリにかずみんとコンビを組んで出場したが、初戦敗退。今月7日には「ててて！TV」にともに出演していた「ダンビラムーチョ」が決勝進出を決め、「もう敬語でしか喋れません。むしろもう話しかけづらくなってしまいました。山梨住みます芸人時代は偉そうに先輩面して申し訳ありませんでした。反省しております」と吐露していた。

　ブログには、「東京に戻ってきて歯医者に通うようになって、虫歯は全部治して、歯磨きの仕方とか改めて教えて貰って、定期的に治療して貰ってたんですが、最近お金無さすぎて歯医者に行かなくなってしまって、歯が悪くなったら歯医者行けないし終わりだなと思ったから、糸楊枝なども駆使して一生懸命歯を磨くようにしてたのですが、歯が少し痛くなってきました」と、最近、歯の痛みが生じていると告白。「早めに治療しないと偉い事になるけど、歯医者に行くお金がなくて困ってます」と、厳しい金銭事情を明かした。

　「こうなったら…宝くじを買うか…こういう時に人はギャンブルに走るのですね（笑）」と冗談交じりにつづるも「何とかまとまったお金を作って、早めに歯医者行きたいと思います　これ以上歯をボロボロには出来ないっぴ」と切実。

　続けて「何やっても太らない人、何やってもハゲない人、身長高い人、イケメンな人、生まれ持ってお金持ちとかいるけど虫歯にならない人は羨ましいですよね。虫歯にならなくて、太らなくて、イケメンで、身長高くて、ハゲなくて、お金持ちな人もいるでしょうね」とぼやき、「努力だけではどうやっても埋められない壁ってあるよね」と吐露。「世の中にはどうしても才能の差ってあって、それはお笑いにもあるんやけど、僕の考えうる中で1番平等なのがお笑いですね」とつぶやいた。

　それでも、「僕みたいな背が低くて、太ってて、ハゲてて、歯がボロボロのわたくしにも、それを武器にして戦う事が出来ます　こんな僕を応援してくれる人もいます」とし、「でもこれ以上武器を増やしたくないので、虫歯は治したいです」と主張。「虫歯を治す資金を作る為に、少しでも多くチケット買ってくれたら助かります（笑）」と、12月10日に池袋YRPGシアターで行われる「ぴっかり高木主催R1対策ライブ」を宣伝し「会場代は僕が自分で払ってるので下手したらマイナスですっぴ（笑）もちろん修行の為にやってるし、皆さんには知ったこっちゃないとは思うのですが、お時間がありましたらよろぴかでございますっぴ」と呼びかけた。