フィフィ「所詮他人事だと思ってるから深刻に受け止めない」　小学校担任が生徒の「わたしが死ねば」に花丸

　エジプト出身のタレント、フィフィ（47）が7日、自身の自身のSNSを更新。奈良市教育委員会が6日、市立小学校で女子児童が同級生から暴行を受けるなどの事案があったとして、昨年11月にいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認め調査し、複数のいじめを認定したと公表したことに言及した。 　教育委員会は、児童が「わたしは死ねばいいのに」と記し提出したノートに担任が花丸を付け返却したことも明らかにし「配慮が足りなかった」と指摘した。記者会見した市教委によると、児童は3、4年生だった2021、22年、同級生に蹴られてけがをするなどのいじめを受けた。22年2月以降、児童の訴えを受けた保護者が学校に相談し、調査を求めたが、重大事態に切り替えたのは22年11月だった。

　児童は昨年6月、自習ノートに「わたしは死ねばいいのに」と記し提出。当時の担任は花丸を付け「You　can　do　it！！（あなたならできる）」と書き加えたという。担任は聞き取りに対し「励ますつもりだった」と説明しているという。児童側の代理人三橋和史弁護士も会見し、児童はストレス障害と診断され、今も症状が続いていると公表。学校が調査を本格化するまでに時間がかかっており「信じてもらえない状況が続いた」と批判した。第三者を入れてほしいという要望は拒否されたという。市教委は近く調査報告書を公開するとしている。

　フィフィはこの報道について触れて「所詮他人事だと思ってるから深刻に受け止めない」とつづった。