小籔千豊 日大アメフト部 廃部の流れは世間、マスコミに「対応するため。根絶でない」「新喜劇でもし…」

2023年12月09日 14:38

芸能

小籔千豊 日大アメフト部 廃部の流れは世間、マスコミに「対応するため。根絶でない」「新喜劇でもし…」
小籔千豊 Photo By スポニチ
 吉本新喜劇の小籔千豊(50)が、9日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。違法薬物問題をめぐり存廃問題に揺れる日本大学アメリカンフットボール部に言及した。
 同部をめぐっては8月以降、違法薬物事件で3人の部員が逮捕され、さらに別の部員1人が書類送検された。同大学内の競技スポーツ運営委員会は11月28日に廃部の方針を決定。ただ、今月1日の理事会では廃部についての結論は出ず、4日の会見でも林真理子理事長が「継続審議」になったと明かした。

 番組では存廃をめぐり「連帯責任」が話題になると、小籔は「僕は(連帯責任は)関係ないと思います」ときっぱり。「もしアメフト部なくしたら、日大の生徒は一生、(違法)薬物せんのかって言ったら、それは分からないじゃないですか。他の部、部に入ってない人もおる。廃部にしたから二度と薬物する人がいないって方向性なるのかって別になれへん」と続けた。

 そして、「世間の人たち、マスコミがわーわー言ってるのに対応するために廃部にしようとしてるだけで、ほんまに根絶しようとする解決ではない」と指摘。「“もしこんなことがあったらクビな、監督”ってきちっと(ルール作りを)しとく。それしか防ぐ方法ない」とした。

 続けて「どんな策を講じたって人が入ってくる時点で」と犯罪の可能性が0になるとは限らないとし「おまわりさんで犯罪犯す人おったり、坊さんで金抜いたりする世の中で廃部にしたぐらいで一生(違法薬物問題が)なくなるって考えがおかしい」と語った。

 また「新喜劇でもし、薬物事件があって若手がなんかで新喜劇解体ってなったらめっちゃ嫌」と自身も団体に所属していることから、一部の人の違法行為で連帯責任という風潮に首をかしげた。
【楽天】オススメアイテム