ロックバンド「眩暈SIREN」解散 「バンド活動における方向性、価値観の違い」
2023年12月09日 20:17
芸能
以下、公式サイトからの発表全文。
眩暈SIREN 解散のお知らせ
いつも眩暈SIRENを応援してくださるみなさまへ
この度、眩暈SIRENを解散することとなりましたことをご報告いたします。
まず、この結論を出すまでに多くの時間を要してしまい、活動を楽しみに待っていただいたみなさまには大変ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
解散の理由としては「バンド活動における方向性、価値観の違い」です。
昨年2022年の5月にメジャーを離れ独立し、新たな体制で眩暈SIRENの活動を進めてまいりました。
新体制で活動するにあたって、新しい取り組みを実施し活動を安定化させることを初年度の目標としておりましたが、徐々にメンバー間でバンド活動における方向性や価値観のズレが生じていき、2022年12月時点で活動を継続することが困難な状況となりました。
しかしながら、2023年1月には10周年記念ワンマンライブ等数本のライブが決定しておりましたため、メンバーでミーティングを重ね「決まっているライブまでやり切って、一度活動ペースを落としてやってみよう」という結論となりました。当初は同年夏頃に10周年記念ツアーを敢行予定でありましたが、一度全てのスケジュールをリセットし、バンドが再起可能な状態になるまでのアイドリング期間を設けることとしました。
1月のライブ以降は定期的なミーティングを設け活動の在り方についてもたびたび協議してまいりました。
「まずは楽曲のリリースをベースで活動してみよう」なども案に挙がり、実際に制作活動を試みましたが、やはり一つの形にすることが難しく、活動がおぼつかない期間が続くこととなりました。
具体的には2023年春?秋にかけてはこの状況が続いており、ライブのお誘いなども全てお断りせざるを得ない状況でありました。
こんな状況にもかかわらず眩暈SIRENの活動を期待して楽しみにしてくださっているみなさまに対して、これ以上この状況を続けることはできないと判断し、先日改めて眩暈SIRENを今度どうしていくかというミーティングを実施しました。
そのミーティングなかでもメンバー各々「バンド活動を辞めたい、やりたくない」という意思はありませんでしたが、やはり個々の活動における考え方のズレを修正し、活動ペースの如何に関わらずベクトルを揃えた活動は難しいという結論にいたり、「活動休止」、「解散をしない」場合でも今の状況が続くことは避けられないものとなりました。
とはいえ、この状況をこれ以上続けることの方が眩暈SIRENの活動を期待してくださっているみなさまへの一番の裏切り行為であると判断し、「これ以上活動を続けることが出来ないのであれば続けるべきではない」として、眩暈SIRENを解散することとしました。
この発表をすることもまた、みなさまの期待を裏切る形であることは充分承知の上ではありますが、これ以上の結論が出せなかったことを深くお詫び申し上げます。
罪滅ぼしなどと言うのもおこがましい限りではありますが、2024年2月に1曲を発表させていただます。その1曲をもって眩暈SIRENはすべての活動を終了いたします。
2012年の結成から今日まで、眩暈SIRENを通して多くのみなさまと関わり合いを持てたことを大変嬉しく思い、深く感謝申し上げます。
これまでみなさまからいただいたものを忘れることなく、メンバー各々これからの道を歩いて行きたいと思います。
11年間の応援、本当にありがとうございます。
眩暈SIREN 一同