中島知子　クリスマスの予定は…　浪人時代の秘話に、さすがの舞台あいさつ「浪速の後藤久美子と…」

　タレントの中島知子（52）が10日、都内で出演映画「18歳のおとなたち」（監督佐藤周）の先行上映舞台あいさつに出席した。 　映画は大人と子供の狭間で問題を抱える若者たちが映画づくりを通して成長していく様子を描く実話に基づく青春ストーリー。

　中島は主人公の母親を演じる。黒い衣装で登場すると「浪速の後藤久美子と呼ばれていました。中島知子です」とあいさつ。クリスマスの予定を聞かれると「仕事ですね。大分で7本レギュラーをいただくようになりまして」と回答。「絶賛、温泉日和なので皆さんには来ていただきたいなと思います」と移住先の大分県をアピールした。

　共演した黒田アーサー（62）は「芝居がリアルで、凄くくたびれた感じに女優中島知子を見ました」と演技を絶賛。「今後注目したいなと思いました。凄く良かったです」と期待を込めた。

　作品のテーマである18歳成人にちなみ、18歳の頃の思い出を聞かれると、京都で浪人生活を送っていたエピソードを披露。「河合塾でカリスマチューターみたいなのがはやっていまして。その人の授業に出て、何を言っているのか分からない1時間を過ごすというね。そういう18歳だったと思います」と語った。

　「京都の学生たちがみんな俺はやったらできるのにここに来たんじゃっていうね。目だけギラギラしたうらびれた学生がひしめいていた。楽しかったけど、最後受かったり、付き合っていたカップルは女だけ受かったりいろいろな青春がありました」と振り返った。