大谷翔平ドジャース移籍「2つ契約に見どころが」　古内義明氏が解説「彼が求めたわけです」

　MLBアナリストの古内義明氏（55）が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。大谷翔平投手（29）のドジャース移籍について語った。 　エンゼルスからFAとなっていた大谷は9日（日本時間10日）、ドジャースと史上最高額の10年総額7億ドル（約1015億円）で契約合意に達した。

　古内氏は「2つ、契約に見どころがある」と言い、1つはオプトアウト。オプトアウトは自身のコンディションや環境の変化などで選手自ら契約を破棄できる権利で、一般的には契約に盛り込まれる条項。しかし大谷は10年の超大型契約ながら、それを含めなかった。「つまり生涯ドジャースということを彼が求めたわけです」と説明した。

　もう1つは「1000億円規模の契約を今欲しいのではなく、引退後も分割して払う」ということ。「10年でもらってしまうと、（チームに）補強のお金が回ってこないんです。だから自分は引退後でいいから、めいっぱいまでチームの補強に使ってほしいと。僕以外のいいプレイヤーを集めてワンチームになって頑張ろうよっていうことなんです」と解説した。