武井壮　番組収録で鳥谷氏とラウンド「最も充実した4ホール」

　タレント・武井壮（50）が11日、来年1月7日スタートのテレビ東京系新番組「武井壮のゴルフバッグ担いでください」（日曜前9・30、全国ネット）の第1、2回収録に臨み、有馬ロイヤルゴルフクラブ（神戸市北区）でプロ野球阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏（42＝野球解説者）とラウンド。武井は「これまでのラウンドより最も充実した4ホール。考え方、プレーの仕方など最短距離で成長できました」とPR。収録後、鳥谷も「勉強になりました。すぐに練習場へ行きたい」と目を輝かせた。 　MCを務める武井がトッププロキャディらを講師に招き、豪華ゲストとラウンドしながら、プロの一流コースマネジメント術を学ぶ。対決や技術レッスンとは違う新感覚の番組だ。企画会議で「テーマがマネジメントなら、トッププロキャディーを呼ぶのはどうか」と武井が提案し実現。初回、2回目放送分にはイ・ボミや上田桃子、谷口徹らのキャディーを務め、日本ツアー最多の40勝を挙げている清水重憲氏（49）、石川遼の専属キャディ・佐藤賢和氏（43）が登場した。

　清水キャディーが鳥谷を援護。武井と懇意にしている佐藤が「武井さんとは焼肉に20回以上行きました。50時間はゴルフの話をしてますね」と武井に付き添って細かくアドバイスした。

　武井は陸上十種競技の日本一を始め、14年にはマスターズ陸上の4×100メートルリレーで金メダルを獲得するなどバリバリのアスリートとして知られる。一方で25歳で米国へゴルフ留学し「ベストスコアは69」。今年7月には「1年間で15万発打った」と練習を積み重ね、ティーチングプロの実技テストに合格した。そんな武井がメンタル面も含めたコース攻略法で、これまでより視野を広げプラス思考でプレー。「プロキャディーとトークして、不安を取り除いていく。1打でも少なくすることを突き詰めて。プライベートでもバッグを担いでもらいたいですね」と笑った。

　ゴルフ歴2年弱で「ベストは85」という鳥谷氏。この日はいきなりバーディー発進だったが「アマらしいミスがあった」と清水キャディー。それでも、収録後は興奮気味で「これまでマイナスイメージ、ミスするイメージだったけど“大丈夫です”と言われ、いいイメージを持ってプレーできるのは今までなかったこと。同じミスをしても次につながる。勉強しました。ゴルフがより楽しくなりましたね」と語り「来年には75。目標？もちろん、72を目指します」とパープレー達成を約束した。