「安倍派は解体?」辛坊治郎氏の質問に田崎史郎氏「終わりの始まりだろうなと」自民派閥パー券問題に言及

2023年12月11日 18:30

芸能

「安倍派は解体?」辛坊治郎氏の質問に田崎史郎氏「終わりの始まりだろうなと」自民派閥パー券問題に言及
辛坊治郎氏 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)にゲスト出演。パーソナリティの辛坊治郎氏と自民党派閥の政治資金パーティー券問題について議論した。
 政治資金パーティー券をめぐっては、安倍派(清和政策研究会)の所属議員の中には、最近5年間で9000万円超のキックバック(還流)を受け、裏金にしたとされる議員がいることが判明。塩谷立座長のほか、萩生田光一政調会長や西村康稔経済産業相の3氏側も、派閥から還流を受けていたとみられることが分かった。政治資金収支報告書に収入として記載していなかったという。

 岸田文雄首相は安倍派の政務三役15人の更迭を検討していることから、今後の岸田政権が話題となり、辛坊氏が「最大派閥の安倍派が機能しなくなると、岸田さんとしては仕事がやりやすい面もあるのでは?」と尋ねた。

 田崎氏はこの質問に「やりやすくなる面と、やりにくくなる面と両方。安倍派が権力の外、政権の外に出た分、権力の空白ができる。空白が続くことはない。どこかが奪っていく。それが無派閥議員なのか、どこかの派閥なのか、すぐ埋める人が出てくる。それらを元に岸田さんは政権運営をしていくと思います」とした。

 辛坊氏が「安倍派は解体になりますか」と質問すると、田崎氏は「僕は終わりの始まりだろうなと見てます」ときっぱり。「来年、衆院選が総裁選後にあるだろうとか、再来年は参院選があるわけですね。その時、新聞では候補者の後ろに派閥名を記入するわけですよ。“安倍派”とそこで言った途端、有権者は逃げちゃうだろうと。そしたら派閥を離脱する人がボロボロ出てくるだろうなと。無派閥になる人も多い」と推測した。
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