大竹まこと　自民党裏金疑惑に「人数が多くなるほど薄まってくる感じもする」

　タレント大竹まこと（74）が12日、文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）に生出演。自民党派閥の政治資金パーティー券問題について言及した。 　政治資金パーティー券をめぐって、安倍派（清和政策研究会）の所属議員の中には最近5年間で9000万円超のキックバック（還流）を受け、裏金にしたとされる議員がいることが判明。また、派閥や議員側の政治資金収支報告書には収支の記載がないといい、個々の金額には差があるが安倍派所属議員の大半が還流分の裏金を受領したとみられる。

　これに対し、大竹は「まぁ今まで1億ちょっととか言われていたけど、普通に考えてそんなもんじゃないだろうなと思っていたところに…」とした上で、「巷ではもう安倍派の議員を全員退けるんだ、15人内閣から出すんだっていうことを岸田さんがおっしゃったという様に伝わっていますが。かなりボロボロの状態ですけど」とコメント。

　続けて「あと（疑惑に関わる人の）人数が多くなれば多くなるほど薄まってくる感じもするんですよね。でも、そうなると安倍派切りがあると与党内もやっていけないんじゃないかって、これからの展開も気になるし、だからといって役職のある大きな官僚とか大臣を2人くらいバッサリ切ってそこで終わらせるような感じもちょっと感じますよね」と話した。