リングアナ・田中ケロ 木戸修さん追悼 「巡業中、旅館で同部屋…」人柄にじむ思い出回想

2023年12月14日 19:00

芸能

リングアナ・田中ケロ 木戸修さん追悼 「巡業中、旅館で同部屋…」人柄にじむ思い出回想
藤波辰爾に脇固めを決める木戸修さん(2001年撮影) Photo By スポニチ
 プロレスのリングアナウンサー・田中ケロ(64)が14日に自身のツイッターを更新。同日に亡くなったことがわかった、新日本プロレスなどで活躍した元プロレスラーの木戸修(きど・おさむ)さんを悼んだ。
 関係者によると木戸さんは同日、自宅で容体が急変し、病院に搬送されて息を引き取ったという。木戸さんは1968年に日本プロレスに入門し、69年2月21日にデビュー。72年3月にはアントニオ猪木さんが旗揚げした新日本プロレスに参加した。その後、海外武者修業に出て米国では“プロレスの神様”カール・ゴッチ氏の道場に入門。そこで身に着けた確かなレスリング技術で帰国後は“いぶし銀”のファイトで活躍し、1986年には前田日明とのタッグでIWGPタッグ王座を獲得。

 2001年に引退も05年に旗揚げした「ビッグマウス・ラウド」で復帰。全日本やIGFにも参戦した。得意技はキドクラッチ、脇固め。

 田中アナは1980年代から2000年代半ばまで新日本プロレスでリングコールを担当。昨年、元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木(本名猪木寛至=いのき・かんじ)さんの告別式では猪木さんの最後のコールを務めた。

 投稿で「木戸修さん。若い頃、巡業中、旅館で同部屋が何度かありました。布団にシワひとつあってもダメ。荷物整理もちゃんとして、決まった物は決まった所に置く。髪型と一緒できちっとした方でした。ご冥福をお祈りいたします」と在りし日の姿を回想し、悼んだ。

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