韓国人モデル初!らん、人気雑誌「JELLY」専属モデル抜てき SNSから大ブレーク「日本が大好き」

2023年12月15日 10:02

芸能

韓国人モデル初!らん、人気雑誌「JELLY」専属モデル抜てき SNSから大ブレーク「日本が大好き」
韓国出身として初めて専属モデルに抜てきされたらん(C)文友舎 JELLY2月号 Photo By 提供写真
 TikTokを中心に若者から絶大な人気を誇る韓国人インフルエンサー“らんちゅ”ことRanが、韓国出身モデルとして初めて雑誌「JELLY」(文友舎)の専属モデルに抜てきされた。17日発売の2月号から登場する。雑誌の発売に先立ち、Ranはスポニチアネックスの取材に応じ、日本での活動に対する意欲と今後の目標を打ち明けた。
 Ranは2002年3月7日、韓国生まれの21歳。TikTokをきっかけに注目を集め、SNS総じて230万人を超えるフォロワーから「らんちゅ」の愛称で親しまれる、今最も注目の韓国人インフルエンサーだ。

 2年前、自身で考えたオリジナルの振り付けでダンス動画を投稿したところ、その愛らしさは海を越え、日本で拡散された。この動画をきっかけに日本語のコメントが寄せられるようになり、日本人との交流を重ねた。そんな中、事務所の目にとまり、現在の「Incubation」所属に。インフルエンサーとして、日本での活動をスタートさせた。

 らんは取材に対し、流暢な日本語で受け答え。「どこで日本語を覚えたの?」という質問に対し「特に勉強はしていない」と明かし、全て「TikTokでの日本ファンとのやり取りの中で自然に覚えました」と笑みを浮かべた。

 日本語を一生懸命しゃべろうと、「暑い」が「あちゅい」になってしまう、かわいい韓国語訛りがチャームポイント。自然に覚えたという日本語だが、それは日本への愛に由来するものでもあった。

 らんは「もともと日本がずっと好きで、行きたいなって思ってたんですけど、学生だったので…」と、韓国在住時から日本への憧れがあったと吐露。日本の魅力として「アニメ」を上げ、「一番好きなのは『進撃の巨人』。ほかにも、いろんなアニメが好きすぎて。それ以外にも、日本の恋愛系のドラマや映画も好きで…そういうのを見ると、日本の文化が凄く気になった」と、アニメやドラマを通して見た日本の生活に興味が沸いたという。

 また「“日本人はみんな優しい”って韓国人はみんな言う」とも。そんな中で、日本で活動してみたい…という思いは募っていった。

 そして、投稿した動画がまさかの日本で“大バズリ”。初めて日本語のコメントが来たときは「わっ、日本語!」と喜んだと言い、「好きだから、すっごくうれしかったです」と興奮気味。「日本人の友達ができたらいいなって思ってたから、日本人のファンの人は全員お友達だと思っています」とファンへの愛を込めた。

 TikTok投稿を続ける中、日本での知名度はどんどん上昇。イベントなど日本での仕事が増え、昨年6月、ついに日本にお引っ越し。「JELLY」には読者モデルとして登場するなど、ネットにとどまらず活動の幅を広げていった。

 日本に住んで1年半、「イメージとあんまり違わなかった。悪いところは特になく、思っていた通りだと思った」と、実際に暮らす中での印象を告白。だが、「日本は凄くキレイな街。でもやっぱり、渋谷は汚いなって(笑)」と、茶目っ気たっぷりに本音を漏らす場面もあった。

 韓国でのモデル経験はないものの、無類のファッション好きで「トレンドは常にキャッチしていた」という。ファッション好きが高じ、韓国出身として初めて「JELLY」専属モデルに抜てきされた。今後、「モデル」の肩書きで活動していくにあたり、Ranは「みなさんにとって、私は『TikToker』というイメージだと思うんですけど、もともとファッションが凄く好き。新しいコーデに挑戦することが凄く好きで…韓国も日本も、どちらのファッションのトレンドも見てきました」と胸を張り、「それを、モデルとしてみんなに見せられたらいいなと思います」と意気込んだ。

 専属モデルとなり、これまで以上にメディア露出が増える。らんは「これから雑誌で私を初めて知ってくれる人もいるだろうし、もともと私を見てくれていた人もいると思うんですけど、これまで見せなかった、新しい、私ならではの魅力を、いっぱいどんどん見せていきたいなと思います」と、新たな活動への期待に胸を膨らませていた。

 ◆らん 2002年3月7日、韓国出身。日本のZ世代女子の心を掴み、自身で考えた振り付け動画が900万回再生を超えるなど、TikTokを中心に大きな影響力を持つ韓国人インフルエンサー。趣味は音楽を聴くこと、野良猫探し。
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