大谷翔平入団会見 識者はシンプルな言葉遣いを絶賛「日本語の内容がすっきり。誤解が生じにくい」

2023年12月15日 17:51

芸能

大谷翔平入団会見 識者はシンプルな言葉遣いを絶賛「日本語の内容がすっきり。誤解が生じにくい」
入団会見でメディアからの質問に和やかな表情で答える大谷翔平(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 明大の齋藤孝教授(教育学)が15日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、ドジャースに入団した大谷翔平投手(29)の入団会見についてコメントした。
 大谷は14日(日本時間15日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで入団会見を開いた。「私にメジャーリーガーとしての最初のチャンスを与えてくださったエンゼルスの皆さん、今振り返っても素晴らしく、大切で、忘れられない6年間を、そんな思い出をありがとうございました」と、まずは今季までプレーしたエンゼルスへの感謝を口に。「明確な勝利を目指すビジョンと、豊富な球団の歴史を持つロサンゼルス・ドジャースの一員となれることを今、心よりうれしく思うと同時に、今すごく興奮しています」と新天地への期待をを語った。

 齋藤氏が感心したのは、大谷のシンプルな言葉の選び方だった。「会見がね、日本語が見事でしたね。日本語の内容がすっきりしているので、英訳しても誤解が生じにくい」と絶賛。「(通訳の水原)一平さんとのコンビネーションもあるので、ニュアンスも伝わる会見だったと思う」とも話した。

 かつては野茂英雄氏や前田健太(現タイガース)黒田博樹氏らがプレーし、日本人メジャーともゆかりがあるドジャースへの入団。齋藤氏は「ドジャースは日本とは縁が深いですから。1961年、巨人がドジャースキャンプに行って、王貞治選手がそこから一本足打法を学んだ、あのダウンスイングを学んだのがドジャースからですからね」と、歴史をひもといて解説していた。

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