引退した選手の為にも!高橋大輔氏が初プロデュースに挑戦　村元哉中さんも絶賛「アーティストって感じ」

　フィギュアスケート・アイスダンスで5月に現役引退を表明した高橋大輔氏（37）が15日放送のNHK「あさイチ」（月～土曜前8・15）に生出演。自身が初めてプロデュースするというアイスショーに向けて“熱い想い”を語った。 　高橋氏は現在、アイスショーに向けて体づくりをしている最中だとし「現役の時より練習時間が結構少なくてですね、だからトレーニングの方で補ったりとか練習の仕方を変えたりしてます」とコメント。パーソナルトレーナーとの週2回のトレーニングでは主に体幹を鍛えるようで「年齢も37で結構キツくなってきているんですけど、前（現役時代）以上にやっていかないとパフォーマンス力が落ちてしまうので」と説明した。

　来年2月10～13日に福岡で開催予定のアイスショーに関しては「これまで（アイスショー）はゲストでの出演だったんですけど、今回初めて全部プロデュースさせて頂いた」と紹介。演技はもちろん、演出やビジュアルイメージなども担当しており「めちゃくちゃ大変ですね。こんなにも考えないといけないことがあるんだっていうぐらい」と悪戦苦闘していると明かした。

　それでもショーに向けては「今までアイススケートを見たことない人でも見に来たいと思えるようなものにしたいです。これが成功して色んな地域を回っていけるようになればいいなと。フィギュアスケートは引退すると好きでも続けられない人が多いので、これがちょっとずつ大きくなっていって、そこでパフォーマンス出来るという“箱作り”に将来的になっていければいいなと思います」と意気込みを語った。

　さらにアイスダンスでペアを組んでいた村元哉中さんもVTR出演。村元さんは高橋氏のアイスショーにも出演予定。本番に向け演技指導も受けているという高橋氏について聞かれると「面白いですね。さすがだと思います。思いつかない動きを考えてくれるので、すごい楽しみです」とコメント。続けて「ただ手をあげるのではなくて手をあげるまでの過程だったり、上げた後のおろし方だったり。細かいところがアーティストって感じです。言葉で説明するのは難しいんですけど、彼にしかない動き方、音のとり方があります」と話した。