矢部浩之　今年も「やべっちCUP」開催　クビ危機のゴチバトルは“ヴィッセル神戸”ばりの巻き返し誓った

　ナインティナインの矢部浩之（52）が16日、千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドで主催する少年サッカー大会「やべっちCUP2023」に出席した。 　6回目を迎える今大会。少年サッカーチーム総勢12組が参加。プロサッカー選手、OB、サッカー好き芸人の混合チームによるエキシビジョンマッチも行われた。矢部は「ここから育ってくれればいいなと思いながらやっています。毎年楽しみです」と語った。

　今回はお笑いコンビ「見取り図」盛山晋太郎（37）やサッカー元日本代表の李忠成氏（37）も初参戦。盛山は矢部にならい、「もりちゃんずユナイテッド」と自身の名前を付けたチームも結成した。「未経験のおじさんでもサッカーってこんなに楽しいと知って欲しいのと、子供たちにはマリーシアもあってはいいのではないかと。サッカーはクリーンだけが全てじゃない」とにやり。李氏は「子供たちとサッカーを通じて触れ合って何かを届けられたらいいな」と口にした。

　矢部と盛山は共演する日本テレビの「ぐるぐるナインティナイン」のゴチバトルにも言及。盛山は「矢部さんとは学ランかユニホームでしかお会いしていない」と語り、笑いを誘った。

　一方、現在“クビレース”大きく差を広げられ最下位に沈む矢部は「Jリーグでいうと降格するかもしれない。最後に1位を取ったら残れる」と危機感。「ヴィッセル神戸のようにね。前の年残留争いをしていた時期もあったけど、大逆転できるように」と巻き返しを誓った。

　子供たちとのエキシビジョンマッチではフリーキックを直接決めるなど躍動。パンサー尾形貴弘（46）らの「ビオレu」チームとの一戦ではチームの全得点を叩き出す4得点で、自身の名前を冠した大会に花を添えた。決勝ではインフルエンサーサッカーチーム「WINNER’S」と対戦。PK戦までもつれるも敗れ、優勝とはならなかった。

　「やべっちCUP」はFCトリアネーロ町田が優勝。MVPにはトリアネーロの武田佳悟君が輝いた。矢部は「凄く充実したやべっちCUPになった。皆さんがカメラの前で“やべっち”と言うのを待っています」と総括した。