山崎まさよし KANさんとレコーディングの思い出「すべての楽器を全部、自分らで…」

2023年12月16日 15:57

芸能

山崎まさよし KANさんとレコーディングの思い出「すべての楽器を全部、自分らで…」
山崎まさよし
 シンガー・ソングライター山崎まさよし(51)が、16日放送のFM COCOLO「SATURDAY MAGNIFICENT CAMP」(土曜後2・00)にコメントを寄せ、11月12日に死去したシンガー・ソングライターKANさん(享年61)へ追悼のコメントを寄せた。
 KANさんは同局で、「スターダスト☆レビュー」根本要とともに「KANと要のWabi-Sabiナイト」に13年間、出演していた。この日の同局の番組は、「KAN 1DAY SPECIAL “Our Favorite Songwriter”」と題し、KANさんへの感謝を込めた特別編成に。山崎は、KANとゆかりの深いアーティストとして紹介された。

 KANさんと初めて会ったのは、ともにラジオ番組に出演していた札幌STVだったという。「ポリドールでレーベルメイトだったんですよね。KANさんは僕の大先輩で、本当にお世話になりましたね。札幌の街、札幌の夜とか、お店に連れて行ってくれたりとか、お酒飲ませてもらったりとか」と、札幌での思い出を振り返った。

 KANさんとは、「YAMAーKAN」というユニットを組んだこともあった。「東京でも食事をしていたんですけど、その時に『YAMAーKAN』というユニットをやらない?ってなって」。印象的だったのは、そのレコーディングだったという。「この間…この間といってもだいぶ前なんですけど、一緒にレコーディングして。おのおのが曲を書いて、歌詞を書いて、3曲くらいでレコーディングして、すべての楽器を全部、自分らでやるというのが一番、印象的というか、僕が知る中での一番のKANさんとの印象的な思い出ですね」。音一つ一つを手作りする楽しさを共有したKANさんに、感謝を口にした。

 KANさんのファンサービスにも敬意を表した。「そのサービス精神、お客さんを飽きさせない。モチベーションがやっぱり、すごくリスペクトするポイントですね」。最後に「ゆっくりお休み下さい」と、天国のKANさんに呼びかけるように話していた。

 KANさんは今年3月、日本では数十例ほどしか症例がない「メッケル憩室がん」を公表し、闘病していた。

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