安住紳一郎アナ 出身中学で講演会「ベストスコアを出したステージ」のはずが…「大きくスベリました」
2023年12月17日 13:17
芸能
「35年ぶりに校舎の中に入れてもらいまして本当に。なんだかいろいろ記憶やら感情やら衝撃やら後悔などが次々とふたを開け始めて。どちらかというと思い出至上主義みたいなところがあるから、よりね、より取り乱してしまい関係者の方にご迷惑をおかけしましたけれども」「何を見ても何かを思い出しちゃって」と懐かしさに興奮して関係者らと話し込んでしまったと苦笑した。
体育館に着くと、全校生徒は椅子を並べて座り、拍手で迎えてくれたという。制服や体育館も当時と変わっておらず、「今の若い人の言葉で言うとエモいってことになるんですけど」「一気に私を35年前にいざなってくれる感じがして、もう胸いっぱいね」としみじみと話した。
中学時代、安住アナは生徒会の役員をしていたといい、「3年生を送る会」の司会を務めたという。今回「ステージに上った時にすぐ思い出しましたね。あっと思って」「記憶が鮮明によみがえってきて」。当時の司会ぶりは同級生たちからは今のTBSのキャリアを含めてもベストパフォーマンスだったと言われていたとし、「よくできたのよ」と自画自賛した。
「ちょっと待って、俺の今の何を知ってるんだと思う気持ちもありつつだけど」としながらも、先生をいじるなど軽快な司会ぶりをみせ「今につながるね、ちょっと私っぽい司会ぶりだったらしくてね。同級生たちがそうやって言うからさ」と回顧した。
そのため、「私にとってはベストスコアを出したステージだからさ、もうのっちゃってんだよね、12月8日ね。先々週もさ。同じ形式でうおーやったるわいと思ったんだよね」と勇んで講演会はスタートした。
だが「でもやっぱりさ、令和の時代だからさ、今の中学生大人じゃん。だからあんまり毒舌に笑わないんだよね。凄く優しい。大人。何回か大きくスベりました」との展開に。「おかしいなと思った。ベストスコア出したコースだったんだけどなと思って。うーん、ちょっとね、それは今も響いてます」と残念そうに語った。
「ちょっと私もまろやかになろうと思っています。ちょっとね、やっぱ時代に合ってないんだなと思って反省しましたね。大きくね」と語ると、「年に1回あるかないかのおスベりでしたね。ちょっと引きずってますよ。そこは笑ってほしかったなと思ったけどね。あ痛たっていうね、感じでしたね」と続けた。
それでも「東京に来てからも何度も中学校での出来事を思い出しましたし、後は皆さんもそうだと思いますけど一番多感な時期ですからね、いろいろね、いいことも悪いこともきついこともあったし怒られたし。なんかいろいろね、友達とのいざこざや先輩にちょっとどつかれたりとか。先輩が不良ばっかりで怖かったし」としながらも「ただやっぱりなんか自分はここにいたんだっていうね、その思いで随分これまでの人生で助けられたなあなんていうね、そんな気持ちになりました。本当にお世話になりました。いい時間になりました」と感謝した。