「どうする家康」松嶋菜々子 最終回PVで松本潤に5度目共演オファー?!「あとやってないのは夫婦」
2023年12月17日 19:30
芸能
え~び~すくい!えびすくい…。陣太鼓のリズムに乗って22人の子供たちが入場。すると松本や松嶋ら出演者たちも、何と「えびすくい」を踊りながら登場した。まさかのサプライズ登場に観衆からは大歓声と大きな拍手が巻き起こった。
松本は「いろんな経験をしたし、いろんな思い出が詰まった1年になった…地元の皆さん、ゆかりある皆さん、そして作品を見てくれた皆さんのおかげで、1年やり切ることができた。1年ぶり、初回ぶりに静岡にお邪魔して、ここから始まったんだな」と感慨深げにあいさつ。そして松嶋との最初の撮影を振り返り「母といえど、離れていた母なので、お母さんというより遠い感じ。憧れ続けてた母に初めて会ったショックとかを覚えてますね。いきなり合ってつらい選択を母に言われるという。重たいシーンから入ったので関係性がつくりやすかった」と笑顔を見せた。
松嶋も「あの日が最初の撮影でした。母として子に期待して、重圧を背負いながら育てて天下人にしたい。息子にかけたいと思って、信念を持って育てたけど、この子にとってどうだと考えた時、母としても迷いや後悔が一瞬見えたのかな。後半の話の茶々と秀頼の関係も、茶々の思いも違った意味で、同じ母としての信念があり、どこかで一瞬迷うという、どう突き進むのかというのが歴史を紡いでいく奥深さや危うさが、この作品にはしっかり最後まで描かれた」と作品を通して感じた思いをしみじみと語った。
松嶋からは松本に新たな“共演オファー”も飛び出した。「共演は4回目です。今回は母と子。どの作品でも上司とかきょうだいだったり。いろんな役をやったが、それはそれで、それなりにね…うまくやれてました。あとやってないのは夫婦ですかね」とほほ笑みかけると、松本も「面白そうですね」と笑顔で“快諾”していた。
最後に松嶋は「私は(最終回を)一足先に見させてもらった。思い出すだけで涙が出そう。楽しんでください」と集まった1800人のファンに呼びかけた。
入場無料の今イベントの募集人数は1800人で、応募総数は5万3500人。倍率は約30倍だった。
「どうする家康」は、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。