藤井聡教授、大谷翔平の契約に驚きと敬意「4割は減るのに」 それに比べ…ほんこん憤慨「日本の政治家!」

2023年12月17日 18:56

芸能

藤井聡教授、大谷翔平の契約に驚きと敬意「4割は減るのに」 それに比べ…ほんこん憤慨「日本の政治家!」
大谷翔平 Photo By スポニチ
 京大大学院教授の藤井聡氏(55)が16日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。大谷翔平のドジャースとの契約内容に驚きの声を上げた。
 この日は、大谷のドジャース移籍についてMLBアナリスト・古内義明氏が解説した。10年で1015億円の契約金のうち97%を無利子で後払いにすることを、大谷自らが球団に要望。年俸は約2億9000万円、残る約986億円は契約満了後の10年間で繰り延べ払いされる。これにより球団は選手補強資金に余裕ができる。

 京大大学院の藤井聡教授はすぐに計算をしたようで、「10年間繰り延べ払いにするとその間、米国はインフレになっていく。今すぐもらうのと比べると、実際にもらうお金は半分近く…4割は減る。インフレ率に依存しますけど」と指摘。「ほんまは利子をもらわないとダメなんです。でも大谷さんはいいんですよ…お金じゃないってこと」と敬意を込めた。

 経済学者の高橋洋一氏も「しびれる。お金じゃないんだよね、と。日本人らしいよね。大谷さんグッズ集めてるけど、また増えちゃうね」と笑顔。「米国人は、住宅ローンの価値と自分の家の価値を計算したり…を学校で習う。だから、こんな契約絶対しない。先にもらわないと安心できない」と評した。

 普段、辛口の識者らが一様に絶賛する中、ほんこんは浮かない顔。冒頭で自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題を議論していたため、「この(大谷の)話聞いたら、何やのん、日本の政治家!めっちゃ腹立ってきた」と吠えた。「確かに!」と全員が声をそろえ、藤井氏も「こっちは4、500億いらん、チームに使ってくださいって言ってんのに…ほんまや!」と共感していた。
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