玉川徹氏 自民党の巨額裏金疑惑に「自民党の数十人が関わっていた。リクルート事件にすごい似ている」

2023年12月18日 13:40

芸能

玉川徹氏 自民党の巨額裏金疑惑に「自民党の数十人が関わっていた。リクルート事件にすごい似ている」
テレビ朝日 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が18日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金疑惑について言及した。
 自民党安倍派(清和政策研究会)を巡っては、東京地検特捜部が今週前半にも政治資金規正法違反の疑いで派閥側の関係先への家宅捜索に乗り出す。還流を受けた議員への任意の事情聴取中で、裏金は最近5年間で総額約5億円に上るとみられ、特捜部は派閥の資料や聴取内容から裏金づくりの解明を進める。

 安倍派ではパーティー券の販売ノルマを所属議員に課していた。それを超えて議員が集めた分を、政治資金収支報告書の収入に記載せず裏金として議員側に還流。支出にも記載せず、受領した議員側も収入として収支報告書に書いていなかったとされる。

 番組では、16、17日に実施したANNの世論調査で、岸田内閣の支持率が過去最低の21・3%、不支持率が過去最高の60・4%だったと伝えた。

 この結果に、玉川氏は「今回の自民党のパーティー券疑惑って、リクルート事件といろんな部分で比較すると、いろんな分析ができる」と指摘。同事件が起きた時の内閣支持率を調べたと言い、「朝日新聞の当時の竹下内閣の支持率、1988年から89年くらいの話なんですけども、最終的に竹下内閣が退陣を表明するんですが、その退陣の前の支持率は15%、それが退陣を表明した後は7%になるんですね。そういうふうな形にこれからなっていく可能性が結構高いなと、僕は関係性からみて思ってます」と分析してみせた。

 そして「リクルート事件は、多くの自民党の議員が未公開株、必ず値上がりすると分かっている未公開株をもらっているという話だったんですけど、今回もパーティー券という形で自民党の数十人が関わっていた。すごい似ているんですよね。だから、そういう展開になりそう」と自身の見解を話した。
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