モンエン西森 解散する和牛に「“やっぱ戻りたいわ”ってなるんじゃ」自身もおいでやす小田と解散経験

2023年12月18日 13:56

芸能

モンエン西森 解散する和牛に「“やっぱ戻りたいわ”ってなるんじゃ」自身もおいでやす小田と解散経験
モンスターエンジンの西森洋一 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「モンスターエンジン」の西森洋一(44)が、18日放送のABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。解散を発表した和牛に言及した。
 この日は、メーンパーソナリティの上沼恵美子が体調不良のため欠席。そこでリスナーから寄せられた質問に西森と同局の北村真平アナウンサーが回答しながら、談義した。

 和牛の解散についてもリスナーから感想を尋ねる声が届き、3期下の後輩である和牛の解散発表を受け西森は「水田はよう飯とか連れてってましたけどね。どこでも仲悪い時期、良い時期ありますからね」と一定の理解を示した。

 その上で「M-1のあのレベルで戦ってる人間でぐうたらはいない。相当、皆やってますよ。でも仲いい悪いはそことは関係ない」とし「一旦、別れて何年かしたら“やっぱ、あいつともう一回やらな無理やわ”って思うんじゃないかなって最近ふと思いましたね」と復活もあるのではと願望も込めて語った。

 西森自身もかつて、おいでやす小田とコンビを組んでいたが解散。当時を振り返り「最後は全然仲良くなかった。(活動時期は)1年半ぐらいやったけど、どんどん方向性の違いで仲悪くなって、ネタ合わせで仲悪くなるというか、普段仲悪くないのにガーって突き詰めていったら、“何でそこでお前そんな感じするねん”って。“お前もこうせーや”って」と互いにネタ作りで言い合うことが増え、仲が険悪となり解散に至ったとした。

 また、川西が漫才を中心に、水田がバラエティー番組も含めトータルで活動したいことなど方向性の違いもあったと指摘されており、西森は「やってるうちに“漫才、漫才、漫才”ってなる人もおるし、“俺は漫才ダメなんや”ってなって“全体的に(活動したい)”ってなる人もおる」と仕方のないことと指摘。「だって僕も漫才ずっとやっていきたいってのもありますけど、鉄で変なもの作ってそれで芸をするみたいな。1本しか爪楊枝入ってない。パカって開けて笑わせる。あれがやりたくてしょうがない、僕はそれ取られたらスネる。絶対これはやる」と漫才はもちろん好きだが、漫才以外で笑いを取りたい芸もあるとし「作ってるときも“これ皆笑うで”って思いながら作ってる。それがしたくてしょうがないんで、もし川西と組んでたら、“お前あんなんやめろや”って言われてる可能性ある。そうなったらね」と自身に置き換えても漫才1本に絞られると身動きが取りにくいとした。

 西森は「芸人同士っていろんな人と関わってるから、人づてに“あんまり上手いこといってない”ってのは聞いてたんですよ。水田からも解散(発表)直後に電話かかってきたんですけど、“結構前から、徐々に徐々に亀裂が大きくなった”って」とだんだんと仲が悪くなったとし「売れてない芸人だといたるところであるけど、あのランクまで行ってはビックリしましたね」とコンビ仲が悪くても解散という選択を取ったことに驚いたとした。

 その上で、M-1で優勝していたら解散という道は選ばなかった可能性もあるとし「仲悪い時期でも仕事が調子良かったらトータルで仲いい時もある。ええ感じでばーって来てると。賞レース漫才でもやたら結果出てる感じの時は同じ方向見てるみたいな。なりふり構わずそれに勝つんだって走ってる時は、仲悪くてもそんなに仲悪いことばかりに専念しないんです。パってそういうのなくなった瞬間に“こいつきしょいな、みたいな”。相方なんて腹立つことばっかり。仲良くしてるところでも“あいつのここが嫌”みたいな」とM-1優勝という目標がなくなったことも影響しているのではと語った。

 それでも「本人らは考えられへんと思いますけど、いろんな人とユニット組んみて最終的に“やっぱ戻りたいわ”ってなるんじゃないかなってちょっと思いましたね」と改めて復活もあるのではと願っていた。
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