「どうする家康」最終回 真田信繁7年ぶり目前も…家康は信長化?ネット沸く&日向亘を絶賛「19歳とは」
2023年12月19日 11:15
芸能
![「どうする家康」最終回 真田信繁7年ぶり目前も…家康は信長化?ネット沸く&日向亘を絶賛「19歳とは」](/entertainment/news/2023/12/19/jpeg/20231219s00041000133000p_view.webp)
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。
最終回は「神の君へ」。徳川家康(松本潤)は豊臣との決戦に踏み切り、乱世を終える覚悟で自ら前線に立った。真田信繁(日向亘)らは家康の首をめがけて攻め込む。徳川優勢の中、千姫(原菜乃華)は茶々(北川景子)と豊臣秀頼(作間龍斗)の助命を訴えたものの、家康が下した決断は非情だった。翌年、江戸は活気に満ちあふれ、僧・南光坊天海(小栗旬)は家康の偉業を称え、乳母・福(のちの春日局)(寺島しのぶ)は竹千代(のちの徳川家光)に“神の君”の逸話を語る。そんな中、家康は突然の病に倒れ…という展開。
徳川VS豊臣の最終決戦「大坂夏の陣」(慶長20年、1615年)、翌年(元和2年、1616年)の徳川家康の臨終が描かれた。
大坂城。信繁は紀伊・九度山に蟄居していた頃の父・真田昌幸(佐藤浩市)の“遺言”を思い返した。
「戦とは、汚いものよ。戦はまた起こる。ひっくり返せる時が必ず来る。信繁、乱世を取り戻せ。愉快な乱世を、泳ぎ続けろ」
天王寺口・徳川本軍。家康は金扇を目立つ場所へ置くよう指示。信繁は「引くなー!真の武士(もののふ)共よ、我に続けー!」と突撃した。家康は自ら「家康はここにおるぞ!」。ついに対峙。家康は「さあ来い、共に逝こうぞ!」「(心の声)乱世の亡霊たちよ、わしを、連れていってくれ」。信繁は家康に向かって突進、斬りかかる――。
死屍累々。大野治長(修理)(玉山鉄二)が拾ったのは真田家の家紋・旗印“六文銭”。本多正信(松山ケンイチ)は家康に「また、生き延びてしまいましたなあ…」。大坂城の天守が燃え始め「とうとう終わるんですな…。長い長い、乱世が」――。
2016年の大河「真田丸」に続き、今回も信繁はあと一歩。要所要所の登場ながら、19歳の日向が今作の血気盛んな信繁像を見事に体現した。
SNS上には「家康と信繁の対峙シーン、鳥肌が立った」「信繁の何とうれしそうな顔。まさに乱世の申し子」「狂気に踊る信繁と、かつて家康の手にかかることを望んだ信長の姿に重なる家康」「家康がわざと信繁を引きつけて、乱世の亡霊たちを道連れにしようとしたのは新しい」「秀頼も信繁も、親の言葉に呪われた同士だったんだな」「日向亘、19歳とは思えん重厚感」「19歳とは思えない素晴らしい演技力」などの声が上がった。
総集編(4章構成)は今月29日(後1・05~5・49)に放送される。