金子恵美氏 郷土の偉人の生きざまに政界の浄化を願う

2023年12月19日 09:26

芸能

金子恵美氏 郷土の偉人の生きざまに政界の浄化を願う
郷土の偉人が主人公です
 【金子恵美の見つけた新潟】永田町が政治とカネの問題で揺れています。これまでも幾度となくこの問題は世間を騒がせてきましたが、今回の問題はまた一つ次元が異なります。個人単位での問題が取り沙汰されてきましたが、今回は一つの派閥がその対象だというので驚きも大きいのです。
 詳細についてこの場では述べませんが、国民の生活が苦しいさなかでの政治とカネの問題発覚は、なお一層国民感情を逆なでするものですが、今度こそ問題の根本解決と政界の浄化を心から願います。

 さて、日本の政治がザワつく中で、夫(宮崎)は海外に。目的は「ホノルルマラソン」です。これまで人生で最大4キロしか走ったことがない人ですが、42・195キロを走ることになってしまったのです。

 私が社外取締役を務めているケイアイスター不動産の塙社長と夫が初めてお会いした会食の場で「走りましょう」という社長からのお誘いに「喜んで!」と二つ返事で答えたことから話は始まりました。この2カ月は夫も夜な夜な練習をしていたようですが、私は「まあ、リタイアかなー」と思っていました。ところが私の期待を裏切り、しっかり完走したとのこと。これもまた私の中で驚きでした。

 帰宅した夫がホノルルの土産話をするかと思いきや、その話が「見つけた!新潟」でした。時差ボケをコントロールするために帰りの9時間のフライト中、ずっと映画を見ていたそうで、その一つが「峠 最後のサムライ」という作品でした。

 長岡藩の家老として活躍した幕末の河井継之助が主人公。侍としての生きざまに感化されたようで、夫いわく「あるじを敬い、家臣をいたわり、民を思いつつ、取るべき最善の策を考え抜き、曲げられぬ信念は絶対に守り抜く姿勢に感動した」そうです。今の政界の混乱を思うとき、郷土の偉人の生きざまを改めて見ておくべきかと思いました。(コメンテーター)
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