向井亜紀　4月から再び女子大生「ふと勉強したいなと」　大学中退きっかけ“ミスDJ”の正月特番に笑顔

　タレントの向井亜紀（59）が19日、東京・浜松町の文化放送で開かれた定例社長会見にゲスト出席。今年4月から再びスタートさせた大学生活について明かした。 　この日、来年元日に放送される特番「憧れのミスDJ座談会」（前9・00）で共演するフリーアナウンサーの長野智子（60）、ラジオパーソナリティーの千倉真理（61）とともに登壇した。1981年にスタートし、当時、人気を博した女子大学生がDJ（ディスクジョッキー）を務める深夜ラジオ「ミスDJ　リクエストパレード」を放送していた同局。向井も大学時代に同番組でDJを担当し、歴代DJには向井、長野、千倉のほか、川島なお美さん、斎藤慶子、松本伊代などもいる。

　初代DJの1人、千倉により2016年から番組が復活。現在も「あっ!という間のミスDJ」として放送。千倉は当時について「オリビア・ニュートン＝ジョンさんにインタビューさせてもらったりして夢のような楽しい日々だった」と回顧。今年8月に、千倉が娘の出産のため、番組を3週間休んだ際、向井と長野がピンチヒッターを務めたこともあり、今回、3人での対談番組が実現したという。

　長野は「長く生きているとこんなこともあるんだと思いました。何光年ぐらい昔の話なんですけど、当時、私にとってラジオが黄金期。本当に若い人たちが夢中になって聞いていた時代、物凄くキラキラしている時代だった。その時代の番組をずっと大事に思ってくれているのがうれしかった」と笑顔。「デュラン・デュランが大好きで、ロンドンまで行かせてもらって、インタビューさせていただいて。すごい世界だなと思った」と懐かしんだ。

　向井は現在、日本女子大学の通信教育課程に通う現役女子大生でもある。「ミスDJがきっかけで、こちらの世界が凄く楽しくなって、大学時代が理系だったんですけど、実験を落としまくって、中退してしまった」と苦笑。「ふと勉強したいなと思って、この4月から同じ大学に戻って、40年前の単位を生かしながら通信で新しく勉強しているんです」と告白した。

　8月の番組でも「日本女子大学2年、向井亜紀です」と自己紹介しており、この日も「先週も2本レポート書きました」と笑顔。8月の放送では「ミスDJの時のバッグが当たったって、学校で見せびらかしていて」と同級生からの反響もあったという。

　「最近、飲み屋さんとかで“ミスDJ聞いてたんだよ”って話しかけられ方が意外と多いなって」としみじみ。「学生のままのガールズトークがずっと続いてきたのが、皆さんにお聞きしていただけるので楽しみ。ラジオだとしゃべりすぎちゃう、本音を言い過ぎちゃうという部分もあるんですけど、聞いている人たちが重箱の隅をつつかないでいてくれる優しさがあるのもラジオという媒体なんだなと」と話した。