芸人屈指のクイズ王・ロザン宇治原が“清和会”の名前由来を解説　安倍派の方々、足下見つめ直しなさい!!

　お笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規（47）が19日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演し、自民党最大派閥の安倍派などによる裏金疑惑について言及。安倍派の名称「清和会」という名前の由来を紹介したうえで「あなたたちが言っていることは本当に国民の役に立っているの？」と問いかけた。 　同じく番組に出演していた政治ジャーナリストの武田一顕氏が、安倍派と二階派への東京地検特捜部による強制捜査について解説した際に「清和会」の名前を簡単に紹介。その後、宇治原が「補足します」と芸人屈指の雑学王ぶりを発揮。「政清人和といって、政治が清かったら人民も暮らしが良くなるという意味なんです。ところが、政（まつりごと）を清くといっている派閥が裏金というまさに皮肉な状況になっています」と“清和会”の名前の由来を解説しながら、まったく逆になっている事態を憂えた。

　その清和会の精神が忘却の彼方となっている安倍派の議員のメディア対応にもあきれている。「ぼくは何か政治家が答えた後には、“それは国民の役に立っているの？”ともう一度聞くべきと思うんです。そうじゃないなら改めるべきだと思う」と言葉に力を込めた。

　今回の検察による強制捜査によって、何らかの変化が起こることを期待しているが「できれば、こういうことは二度と起こってほしくない。ただ、いったい誰が裏金のシステムを考えて、誰が始めたのか。それがわからないと今後どう防ぐかわからないので過去から徹底的に調べてほしい」と検察に注文をつけていた。