安井政史「九州新喜劇」をPR 来年3月17日に地元・熊本で公演スタート

2023年12月20日 14:17

芸能

安井政史「九州新喜劇」をPR 来年3月17日に地元・熊本で公演スタート
「第23回吉本新喜劇GM月例会見」に出席した(前列左から)安井政史、間寛平、酒井藍ら Photo By スポニチ
 福岡吉本所属の安井政史(41)が20日、大阪市内で「第23回吉本新喜劇GM月例会見」に出席。「九州新喜劇」をPRした。
 18年2月に旗揚げした「九州新喜劇」。初代座長の寿一美さんが5月5日に66歳で死去し、座長のポジションは空席となっていた。大阪で07年から10年間新喜劇座員として活動していた安井は熊本地震(16年を機に地元に戻って「熊本住みます芸人」として活動開始。その後はリーダーを務めるなど活躍してきた。今回、九州の地に「吉本新喜劇」を浸透させる大役を担うことになり、「人気者になってくれ。九州はお前に任せた」と吉本新喜劇GMの間寛平(74)からエールを贈られた。

 熊本出身の安井はNSC25期生。16年M―1王者「銀シャリ」は同期で、橋本直(43)、鰻和弘(40)とは仲がよく、会見でMCを務めた酒井藍(37)とは新喜劇座員として座長を目指して切磋琢磨した。会見中には大阪時代のギャグも披露。酒井が安井の胸や急所を触ると、安井が「いや~ん」「ばか~ん」と悩ましい声を出して笑いを誘った。

 ただ、「やりたいから」で座長に就任できるわけではない。寛平GMから「福岡の劇場を3日連続で満員にしたら座長に任命する」との条件が出された。福岡・唐人町の「よしもと福岡ダイワファンドラップ劇場」は最大501人収容。「オリジナルの、九州でしか見られない新喜劇を目指します」と安井政史(41)も鼻息は荒い。

 来年3月17日に地元・熊本で公演スタート。その後は九州の各地を定期公演で巡る。「おこがましいですが、将来は岡八朗さんのような座長に。芝居をやりながらかわいらしさで笑いを取る感じが好きです。哀愁もある」。05年に67歳で亡くなった人気者の大先輩とは、長身で背格好も似た感じ。九州の2代目座長の座をもっこす魂で奪いに行く。
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