NHK紅白審査員発表　堺雅人についてネット「VIVANTは他局だろ？」の声　球界ゼロは「断られた？」

　NHKは20日、東京・渋谷の同局で山名啓雄メディア総局長の定例会見を行い、「第74回NHK紅白歌合戦」（31日後7・20）のゲスト審査員を発表した。 　陸上女子やり投げの世界女王・北口榛花、車いすテニスのレジェンド・国枝慎吾さん、堺雅人、寺島しのぶ、歌人・俵万智さん、バカリズム、来年の大河主演の吉高由里子、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの8人。

　堺について、NHKのホームページは「今年主演を務めたドラマ『VIVANT』が大きな話題となり、日本中に旋風を巻き起こした」と他局・TBSのヒット作での好演に言及。堺は2016年の大河ドラマ「真田丸」で主演しており、紅白歌合戦の審査員は前年15年の第66回以来、2回目となった。

　ネットでは堺の選出について「VIVANTは他局だろ？！」「すごく見ていたけど、NHKで？」といった「VIVNANT」に触れて、出演を喜びながらも驚く声が相次いだ。

　また、今年はWBCで侍ジャパンが世界一に輝いたほか、阪神が38年ぶりに日本一になり、岡田彰布監督の「アレ（A．R．E．）」で「2023ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞。野球界からの審査員の人選が注目されていた。それだけに、ネットでは「栗山監督、岡田監督に断られたのかな？」「野球0人に驚いた」「誰か出てくれ」など“球界なし”を嘆く声が続出した。

　昨年は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務めた。