自動車ジャーナリスト桃田健史氏 ダイハツの不正「前代未聞。掘り起こしただけで174件。これだけでは」
2023年12月21日 12:19
芸能
第三者委は新たに書類の虚偽記載など174件の不正を確認した。1番古い不正は1989年だった。対象車種にはマツダやSUBARU(スバル)から委託された、相手先ブランドによる生産(OEM)分も含まれる。不正を受け国内で出荷停止となったのはダイハツがタントなど現在販売中の全11車種。トヨタはライズなど8車種、スバル6車種、マツダ2車種。不正は生産を終了した車種を含む。
桃田氏は、今回の不正問題に「前代未聞ですね。過去にも燃費不正等々の問題がありましたけれども、(174件という)ここまでの件数、なおかつ30年以上前から長期にわたっている。第三者委員会によると、これだけではないだろうと。掘り起こしただけでこれ(174件)ですという話なので、かなり根深い大きな問題」と指摘した。