キャイ～ン・天野「ニューヨークで1週間」「ハリウッド映画のスタッフが…」ポケビ＆ブラビの印税事情語る

　お笑いコンビ「キャイ～ン」が、20日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」（水曜後11・17）に出演。テレビ番組から派生した音楽ユニットの「ポケットビスケッツ」と「ブラックビスケッツ」について語った。 　日本テレビ系のバラエティー番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ！！」から派生した音楽ユニット「ポケットビスケッツ」（ポケビ)にウド鈴木が、ポケビを潰すために結成された「ブラックビスケッツ」（ブラビ）に天野ひろゆきがそれぞれ所属した。

　番組ではテレビ番組から生まれた芸人音楽ユニットのシングル総売上げを紹介し、ポケビは404万枚で2位に、ブラビは302・2万枚で3位になるほど、1990年代後半に人気だったことを取り上げた。

　そこで、お笑いコンビ「かまいたち」の濱家隆一が「印税どうなってたんですか？」と質問。天野は「それがね、ないのよ、ほとんど。本当にどういう契約だったか俺も知らない」と売れたものの自身の懐はそれほど潤わなかったとした。

　ただ、ウドは「多分、番組とレコード会社と、演者。内村さんの事務所、千秋さんの事務所、我々の事務所って。いろんなところに配分が多方面にあったみたいですので、我々のところはね…」と内幕を語った。

　天野は「俺はほとんど口に出してない」と印税などについて何も言わなかったとし「制作費に回ってたのか、よく分からないけど、ニューヨークで1週間PV（撮影）とか」と制作費が高額だったのではと推測。「その頃ドローンとかないから、空撮をハリウッド映画のスタッフが撮りますって。桁違いの話なのよ」とミュージックビデオにも相当、お金がかかっていたと明かした。

　さらに「これの（ヒットの）おかげで紅白に出た。緊張するじゃない？南原さんがリーダーでメンバー集めて“落ちつけ。どういうステージも同じだから、いつもと同じように歌えば。こないだできただろ”って」と声をかけてくれたという。

　ところが本番になると「南原さんがガチガチで目バキバキ。全然こっち見てくれなかった。緊張してた」と裏事情を紹介。昨年12月に20年ぶりに歌番組で復活した際も「本番前もオエオエして目バキバキ」」と南原が異様に緊張していたと明かし、笑っていた。