中川翔子「信頼でやっている…こんなことされたらショック」ふるさと納税の返礼品で産地偽装に

　タレントの中川翔子が21日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。寄付総額が1兆円に迫るふるさと納税制度の返礼品を巡る産地偽装についてコメントした。 　番組では、宮崎県都城市のふるさと納税返礼品の鶏肉に、宮崎県産と偽ってブラジル産やタイ産の鶏肉が使われていた問題について伝えた。市は、食肉加工業者のヒムカ食品（熊本県錦町）との事業者契約を解除し、九州農政局から偽装を指摘された144トンに市が支払った委託料約1億8000万円について返金を求めている。

　このほかにも、長崎県諫早市では、5000件超の返礼で今年送ったシャインマスカットが地元産でなかったことが発覚し、山口市では、外国産キハダマグロを国産と表示していたことが判明。仲介業者が増え、返礼品が充実する一方、寄付獲得と不正監視という相反する役割を同時に担う自治体は人手が限られ、チェック体制が脆弱であることが偽装問題の背景にあるとみられる。

　中川は、ふるさと納税をしているか聞かれ、「やっていますねえ、すごくこのふるさと納税って寄付してうれしい、食べてうれしいって、おいしいものたくさん食べられると思ってたんですけど、当たりはずれは正直しようがないのかなと思っていたんですけれども、信頼でやっている部分がかなりあるので、こんなことされたらショックですね」とコメントしていた。