EXIT兼近 大工の「なり手不足」に持論「みんな賢くなりすぎたのかなと…」

2023年12月21日 22:12

芸能

EXIT兼近 大工の「なり手不足」に持論「みんな賢くなりすぎたのかなと…」
EXITの兼近大樹 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(32)が21日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、大工の「なり手不足」の現状について持論を語った。
 同番組では2022年の国勢調査で大工就業者が2000年64万7000人から2020年には29万8000人まで減少したというデータを伝えつつ、大工の「なり手不足」をテーマに議論された。これに兼近は「僕は鉄筋工ととび職かな、建築関係は3年やっていた」と自身も建築関係に関わっていたと前置きして「中卒なので、中学校を卒業した時に働ける場所って、そういうところを勧められるのでやっていた」とした。

 その経験から当時と比べて「イメージ、みんな賢くなりすぎたのかなとちょっと思って」と自身が思っている違いを指摘。続けて「僕はね、道がそこしかなかった。親族もみんなそういう仕事しかしてなかったし、周りがみんなそうだった。先輩から紹介されたところで働き始めたので、そこがとび職だったというのがあった。大工の人も結構そうで。地元の先輩がやっていて“お前、どうせどこにも働けないだろ?うち来いよ”とかで、みんななってたなっていう。当時はですけど」と、20年前に大工などの建築関係に就職する人たちの経緯を振り返った。

 また「今は情報がすごいある。世の中に。だから辛い思いをしなくても、こういうことができるんだって夢が広がっている感じがある。こんなにキツイ思いをしなくても、こういう仕事をすればある程度同じくらい給料もらえるな、とか」と、中卒の人たちにとって選択肢が増えたとした。

 そして「当時は中卒で何も能力がないんだから、とりあえずここ入りなよと。で、そこで手に職つけたら職人になれて。学がなくてもいい給料ある程度もらえるおいしい職業だった気がする。そこが時代の変化かな」と持論を語った。
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