63歳の大場久美子 10歳年下夫と結婚12年 今年から80代の義父母と同居「楽しい」 介護資格も取得

2023年12月22日 14:22

芸能

63歳の大場久美子 10歳年下夫と結婚12年 今年から80代の義父母と同居「楽しい」 介護資格も取得
大場久美子(2015年撮影) Photo By スポニチ
 女優で歌手の大場久美子(63)が22日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。義父母との同居生活について語った。
 大場は10歳年下の会社員と結婚し、12年となる。司会の黒柳徹子から「現在の生活は、ご主人と、ご主人の両親と同居してらっしゃる」と振られると、「同居を始めました」と明かした。

 きっかけは今年1月2日に正月のあいさつに出かけた際に、「なんとなく“一緒に住みませんか”って言ったら“いいね”って言って。即答で。でもう2月には引っ越しを初めて」と説明。もともと近所には住んでいたとし、「義父母と住むことは、結婚当初からいつかは一緒に住みたいって言ってたのが急に夢がかなってうれしいです」と語った。

 義父母は80歳を超えており、大場も60歳を過ぎているため、黒柳が「老々介護っていう感じになった」と話すと、大場は「そうなんです。どっちが先に介護されるか分からない状態ではあるんですけど、お義父さんとお義母さんに“嫁が60過ぎですいません”って言うと、“全然、全然”って高い声で言ってくれます」と目を細めた。

 大場は同居を決意すると、資格も取得したという。「在宅介護インストラクターと、介護食アドバイザーということで、まあ父と母を介護して見送った時に、なんか自分で勉強しとけば良かったなっていうことがたくさん出て来たので、もし(義父母と)一緒に住むようになったら何かお役に立ちたいなということだったんですけど。老々介護になりそうな感じですね」と話した。

 それでも資格は「飲み込む力とか、食べる角度によってせきこんでしまったり誤えんとかしないようにとか、あとは歯をあごを鍛えながらでもかみやすい飲みやすい大きさにするとか、調理はちょっと工夫させて、資格も取ったので。勉強になってます」と役に立っているとした。

 同居生活は「毎日がいろんなことが起きすぎて楽しすぎます」と明言。「にぎやかです。前に食べ物は近所だったので運んだりもしてたんですけど、うちに来てからさらに元気になってくれたような気がしてうれしいです」と声を弾ませた。

 友人からは心配されたとし、「泣いて電話かかってくる子もいました。“そんな苦労して大変なのに”って言ってくれるんですけど、“楽しい”って言うと、“変な人”って言われますけど」と大笑い。「でも大家族も夢でしたし、あとは先輩の話を聞くのがとても好きなので、たくさん経験してらっしゃるので、毎日凄く楽しいです」と言い切った。

 同居が決まると、自分たちの思い出の品は処分したと明かされると、「もともとほぼ使ってない小さな2部屋だったんですけど、そこに荷物を置いていたりとかしたので、今自分たちがいる部屋に使える物だけにしようということで、もうごっそりと知り合いにもらってもらったり、チャリティーに回したりとかしました」と大場。

 「ちょうどあたしも終活を、主人も終活をしていて物を減らしていたのでという矢先に(義理の)父が自分が使っていた本棚を運びこみまして」「(義理の)父が学校の先生をしていたので、生徒の皆さんの写真とか、どうしてももうずっと取っておきたいものがたくさんあるので」と義母も義父の荷物の多さには手を焼いていたとし、「まさか全部運ぶとは思わなかったって」と語った。

 また、同居で気を付けたことは、転倒防止だという。「やっぱり1日1万歩、お二人お散歩で歩かれるんですね。なんですけどちょっと膝とか腰とか弱っていて、ちょうど本棚が置いてある部屋が段差があるもので、転倒防止の滑らない物とか敷いたりとか、ちょっと段差を少なくしたりとか」と対策を講じたとした。

 「つかまる所もつけたんですけど、最初は使ってたんですけど、最近元気になって」「でもお風呂場はさすがに介助用の椅子を置いたりとか手すりはつけて、それがあたしにも役立ってるというか」と笑顔をみせた。
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