田代まさしさん、志村さんとの「奇跡の出会い」を語る“お前が一番やりやすい”と絶賛された理由とは？

　元タレント・田代まさしさん（67）が22日までに自身のYouTubeチャンネルを更新し、師と仰ぐ志村けんさん（享年70）との“奇跡的な出会い”について語る場面があった。 　シャネルズがデビューして間もないころ、新宿のライブハウスで田代さんは「お楽しみコーナーでヒゲダンスをやってたんですよ。蝶ネクタイを鼻の下につけてまして」とザ・ドリフターズのパロディを披露していたという。

　すると、グループのうわさを聞きつけた志村さんが公演を見に来ていたといい「楽屋にバッて入ってこられて。“おーい、人のネタ使ってると高くつくぞ～”って。すみませんでしたって言ったら“いいんだよ。俺も最初は欽ちゃんが大好きで、そのモノマネをして、だんだん自分の芸が作りあがってきて。お前らもそれを続けたら芸になる”」とほめられたという。

　その後、地方公演に行く際に飛行機に乗ったところ「こんな偶然あるのかって。横の席が志村さんだったんですよ」とまさかの奇跡が。「そこで、お笑いの話になってアメリカの喜劇俳優のジェリー・ルイスが好きですって言ったら“一緒。俺ビデオ全部持ってる”って」と意気投合したという。

　そこで「“今度『バカ殿』ってのをやるんだけど、出てみないか?”と言われて、ぜひ出たいですって」と直々のオファーが。「実はシャネルズ時代に『8時だョ!全員集合』のゲストに2回くらい出たことがあって。メンバー全員で出たんだけど、志村さんが“田代だけでいいや”って、一緒にコントをさせていただいて」と裏話を明かしていた。

　「志村さんから“今までいろんなヤツとコントやってきたけど、お前が一番やりやすい”って。なぜかと言うと、お前は音楽をやってるからリズムがいいと。ツッコむタイミングだったりとか、それが俺にとって心地いいとすごく褒められましたね」と懐かしんでいた。