スキマスイッチ　デビュー20周年記念ツアー締めくくりの日本武道館公演開催「こんなに幸せな20周年を」

　男性デュオ「スキマスイッチ」が22日、東京・日本武道館でライブを行った。デビュー20周年記念ツアーの締めくくりで、オーケストラを率いた壮大なステージを展開。大橋卓弥（45）は「音楽を楽しむ僕らを見て、皆さんも盛り上がって」と話し、「奏」「全力少年」などヒット曲を乱れ打ち。集まった1万人の前で全20曲を披露した。 　暗転した会場に、2人を待ちわびるファンからの手拍子が鳴り響く。観客が腕に付けたライトバンドが色とりどりに輝く中、ステージ上の白い幕が落ち、1曲目の「トラベラーズ・ハイ」がスタート。大橋は両手を広げて歓声を浴び、常田真太郎（45）は客席を見渡して「じーんと来た」と口元を緩ませた。

　アンコールでは大橋が「こんなに幸せな20周年を送れると思っていなかった。思い出を持って帰って！」と呼び掛け、「Ah　Yeah！」の撮影がOKに。多くの観客は片手にスマホ、逆の手にタオルを掲げた。最後、大橋が常田のピアノの上に登り大ジャンプを見せ、会場はさらに大興奮。万雷の拍手に包まれ、ライブを結んだ。

　公演では来年の活動が発表。デュオ主催の音楽フェス「SUKIMASWITCH　FESTIVAL　2024」（7月13～14日、Aichi　Sky　Expo）で初開催するほか、テレビ朝日ドラマ「おっさんずラブ―リターンズ―」の主題歌に新曲「Lovin’　Song」が決定。さらに初のトリビュートアルバムや、10枚目のアルバム発売がアナウンスされた。